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良い絵とは

こんにちは、ゴンぞうです。

今日は、良い絵とはどんな物か、考えてみます。


絵は、基本的に人の視覚から情報として入ります。
そこで得た視覚情報としては、
自分の好みの対象か否かであったり、
バランスとして美しく感じるか否かであったり。

それらが優れているのが多分、単なる良い絵


単なる良い絵で終わらせず、
ここからさらに良い絵となるには、
他にも付加価値が必要だと思います。

私が思い付くものだと、歴史やストーリー
といったところか。


例えばモナリザが何故、最高の絵なのかと考えてみると、
絵の構図や表現力は言わずもがな、加えて、

・芸術活動が栄えに栄えたルネサンス期に、
・「万能の天才」とも称されるレオナルド・ダ・ヴィンチが、
・持てる技術の全てを駆使し、
・背景や表情に多くの謎を残し、
・自身の最晩年まで筆を加え続けた、

という歴史物語があるからだと思います。
特に背景や表情からは色々想像してしまう。
もう付加価値の塊です。

絵を観た人は、
得た視覚情報から刺激されて、
勝手にググったりして作者の周辺情報を集めて独自の考察をしたり。

つまり、その絵を観た人の脳を働かせるような絵が、
良い絵として評価されるのかなと。


私の絵は、有り難いことに「カッコいい」と
評価してもらえることがたまにありますが、
勿論そこで終わりたくはない。
それだけだと「単なる良い絵」だから。

この人物(動物)がこの表情ということは、
画面外のこの辺にはこれこれがいて...とか、
アクセントにこのアイテムが配置されているのは
こういった意味だろうか...とかを、
観た人が自然に考えるように促したい。
考えやすい絵にしたい。

そうして描かれた密度の高い絵が、
良い絵かと思います。
他にも付加価値を込めるポイントを
知っていらっしゃる方、是非色々教えて下さいませ。

ではまた( ・᷅ὢ・᷄ )ノ

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