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葬儀とは?「通夜」「葬式」「告別式」の違い【葬儀の種類と流れ】

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葬儀とは

葬儀は狭い意味では葬式のみのこと。

広い意味では葬送儀礼の略であり、臨終、通夜、葬式、火葬までの一連の儀式を示します。

葬儀には様々な種類があります。よくある形式通り行う一般葬の他、故人や家族の希望や状況・負担を考えて葬式の種類を選ぶ方も増えました。

・葬儀の意義

  • 故人を黄泉へ送る

  • 故人の死を受け入れ、心を慰める

  • 故人の死と跡継ぎを知らせる

  • 遺体を処置、管理する

  • 命のこと、死生観を考える

・葬儀の歴史

日本の葬儀の始まりは仏教が広まった平安時代です。

最初は仏教式の葬式を貴族が行うようになり、室町時代からは一般人にも広まりました。

江戸時代から寺と檀家の繋がりがハッキリとして、葬儀という習慣が定着したと言われています。

葬儀は仏式、神式、キリスト教式など、宗派によって形式が異なります。

現状では日本の場合、9割が仏式の葬儀だと言われています。

葬儀の主な3つの儀式

  1. 通夜

  2. 葬式

  3. 告別式

1.通夜

通夜は故人と別れを惜しみ、最後の夜を傍で過ごす行事。故人と対面できる最後の機会です。

家族・親戚・友人・仕事の関係者など、故人と親しい人が参列・供養します。

一般的に行う日程は葬儀の前日。18~19時頃に開始して1~3時間程度で終わることが多いです。

参列者は焼香をします。終了後は遺族が参列者に通夜振る舞い(料理などでもてなすこと)をします。

元々は夜通しで蝋燭や線香の火を絶やさず供養していました。

そのため通夜と呼ばれており、現代のように数時間で終わるものを半通夜とも言います。

2.葬式

●仏教・仏式僧侶による読経・焼香
●神道・神式神官による祭祀・祈祷・玉串奉奠
●キリスト教式聖書の朗読・お祈り・献花

葬儀は宗教色が強い儀式であり、内容は上記のように宗教や宗派によって異なります。

参列者が故人を偲んで成仏を祈願しながら、心の整理を付けて、冥福を祈り、葬り、弔って仏にする場です。

主に親族や遺族など身内で行われてます。

行うのは通夜の翌日の昼間1~3時間程度。普段はなかなか集まれない親族たちが揃うだけでも大切な時間になります。

焼香などの後、出棺されて火葬に移ります。火葬が終わると続けて繰り上げの初七日法要が行われることが多いです。

3.告別式

告別式は故人と最後のお別れをする式典です。焼香、玉串法典、祈祷、献花などが告別式にあたります。

葬式が会葬者のための時間だとすれば、告別式は参列者に向けて行う催しです。

一般的に行う日程は葬儀の直後。近頃では告別式は葬儀の一部として一緒くたにされており、通夜と葬儀ほど明確な区別はありません。

葬儀の流れ(参考例)

  1. 死亡 当日(死亡確認)

  2. 死亡 当日(遺体搬送)

  3. 死亡 翌日(通夜)

  4. 死亡 二日後(葬式)

  5. 死亡 二日後(火葬)

※あくまで参考例であり、ご都合によって様々なパターンがあります。今回は日本で最も多い仏式の例です。

・死亡当日

死亡確認

①故人の死亡
故人が亡くなると葬儀の準備はすぐに始まります。
②医師に死亡診断書を貰う
亡くなった場所が病院ならその場で、自宅ならかかりつけ医に来てもらうか救急車で病院に搬送して死亡を確認してもらう。
③看護師や業者に遺体のエンゼルケアしてもらう

遺体搬送

①遺体を自宅などに搬送する
ここまでの時間のうちに葬儀社や寺へ連絡する。
②枕飾りをして遺体を安置する
③葬儀社と打ち合わせ
死亡診断書を渡して手続きを代行してもらう。
④棺に遺体と愛用品などを納める
僧侶に立ち合ってもらう。
⑤寝台車で葬儀場へ搬送する

・死亡翌日

通夜

①開式
②僧侶の読経
③参列者の焼香
遺族→親族→一般の参列者の順番で行います。
④僧侶の法話
⑤喪主の挨拶
⑥通夜振る舞い
⑦葬儀場に宿泊
遺族が故人と一緒に一晩過ごします。

・死亡二日後

葬式

①開式
②僧侶の読経
③弔辞・弔電の紹介
④参列者の焼香
※焼香ではなく宗派ごとに決められた流れ・内容で行うこともあります。
⑤御礼の挨拶
喪主・遺族が参列者へ行います。
⑥閉式
⑦出棺の準備
一人一輪ずつ供花を棺に入れながらお別れをします。
⑧出棺
遺体を寝台車に乗せて火葬場へ向かいます。

火葬

①火葬場到着
②僧侶の読経
③火葬
火葬は1~2時間ほど。故人の思い出を語り合いながら控え室で待ちます。
④お骨上げ
故人の骨を拾い上げ、骨壺に納めます。
⑤精進落とし
精進落としはお骨上げの後が一般的ですが、場合によっては火葬の間に行うこともあります。
⑥香典返し
参列者から頂いた香典は、頂いた金額の半額相当の品を渡すのが一般的です。

葬儀の種類を6つ紹介

  • 一般葬

  • 一日葬

  • 直葬

  • 家族葬

  • 密葬

  • 自由葬

・一般葬

費用目安:50~200万円

一般的な習慣通りの葬儀を厳粛に行いたい、社会的な付き合いを大事にしたい方におすすめです。

故人が生前お世話になった友人・知人・仕事の関係者・近隣の方など親族以外も参列します。比較的大きな規模で行われ、親族に面識のない方が参列する場合も。

親族は関係者に生前の御礼を伝えることができ、多くの関係者に故人との別れの時間を用意できます。

流れは通夜→葬式→火葬とよくある形。仕来りや参列者へのおもてなしが重要視されやすいです。

親族以外の事情や日程も考慮する必要があり、参列者が多いほど当日の対応など、喪主や遺族の負担が大きくなります。

・一日葬

費用目安:20~50万円

時間と費用を抑えつつ、故人との別れの時間を親しい関係者のみでゆっくり過ごしたい方におすすめ。

一日葬は通夜を行わず1日で葬儀を終わらせます。一般葬との違いは通夜の有無のみです。

葬儀の流れを簡略化し、故人とのお別れの時間を多く設ける場合もあります。

喪主や遺族の負担が少ないですが、故人関係者への連絡の際、説明が難しいです。

・直葬

費用目安:15~30万円

主に費用を抑えたい方、親族の人数が少ない方、身寄りがない方などが行います。

通夜・葬式を行わない葬儀です。火葬式や炉前式といった呼び方もあります。

法律により遺体は亡くなって24時間以内は火葬できません。

そのため自宅や火葬場の安置室で24時間以上安置した後、そのまま出棺・火葬に移ります。

行うことは火葬だけなので一般の会葬者は参列できず、少人数の親しい親族のみで行われることが多いです。

火葬炉の前で僧侶に読経してもらうのが一般的ですが、もし読経をしない場合は事前に寺に確認しましょう。相談なく読経を省くとお寺に良い顔をされない場合があります。

直葬をするのに火葬場が空いていない場合は、亡くなってから数日後に執り行われる場合もあります。

・家族葬

費用目安:50~120万円

家族・親族など近親者のみで行われる葬儀が家族葬と呼ばれますが、家族葬に決まった定義はありません。

10~20人程度の小規模で行われ、内容は一般的な葬儀と一緒ですが、故人の趣味嗜好に合った場にされるご遺族も多いです。

仕事関係者や近隣の方は呼ばず、参列者を気遣いする必要性が少ないリラックスした状態で故人をゆっくりと送り出せます。

・密葬

葬儀を知らせず近親者のみで小規模で行う葬儀です。

葬儀に参列しない方に伝わらないようにする配慮が必要になります。

一般の方が行うことは少なく、有名人の訃報などでよく聞くことのある形式です。

会社の社長など参列者が多くなりそうな場合に社葬や団体葬として行われることも。

参列者以外には密葬後に葬儀を終えたこと、弔問や香典を遠慮することを伝えます。

親しい者のみで密葬を行った後に、参列できなかった方のお別れの場として本葬を行う場合もあります。

・自由葬

従来の葬儀のように形式が決まっていない葬儀です。特定の宗派を持たない無宗教葬とも呼ばれています。

インテリア、作品、音楽、映像など、故人や遺族の趣味趣向に合った葬儀を自由にセッティングできます。

葬儀の日程の決め方

葬儀は、多くの場合だと亡くなった翌日に通夜、その翌日に葬儀となりますが、場合によっては数日経ってから行われることもあります。

葬儀の準備は、まず葬儀社を決めて日程と場所の打ち合わせをしましょう。日程・場所が決まらなければ訃報を知らせることもできません。

  1. 僧侶の都合に合わせる

  2. 火葬場の都合に合わせる

  3. 参列者の都合に合わせる

1.僧侶の都合に合わせる

葬儀(仏式)では僧侶に葬儀の先導と読経もしてもらうので、僧侶の日程を確認して合わせましょう。

数日はずらせますが、どうしても予定が合わない場合は同じ宗派の別のお寺の僧侶を紹介してもらいます。

無断で他の僧侶に頼んでいると、お墓に納骨できないこともあるのできちんと連絡を取りましょう。

2.火葬場の都合に合わせる

葬儀は葬儀場・火葬場で行います。そのため火葬場の予約状況も見て日程を決めます。

都心は人口が多く火葬場が埋まっている場合もあるので、僧侶の次は火葬場に連絡しましょう。

僧侶の予定と照らし合わせて、どちらも合う日程を探します。

火葬は早朝や遅い時間は避けて、遺族や参列者の負担にならない時間がおすすめです。

3.参列者の都合に合わせる

僧侶・火葬場の次は参列者の都合を確認します。

故人と関係の深い方から順番に連絡しましょう。

遠方から来られる方は公共交通機関の都合もあるため早めに連絡した方が良いでしょう。

葬儀のマナー

動画投稿者様が参考にされている文献
「お悔やみのマナー 」西出ひろ子(アドレナライズ)

葬儀のマナーは宗派、地域、時代、立場など、様々な要因でやり方が異なります。

所説ありますが、ここで紹介するのはあくまで一般的に見て日本で多い仏式において参列者が行うマナーです。

・セリフ

●受付時
「この度はご愁傷様です。心よりお悔やみ申し上げます」

●通夜で、故人と対面されますか?
と聞かれた時
「ありがとうございます。では一目だけ」

●通夜で、故人と対面時
故人の顔に掛けれらた白い布を取り
「安らかなお顔で」

受付は知人同士で声を上げて思い出話をするような場所ではありません。

また、オリジナリティのある言葉は考えなくても大丈夫です。

余計な言葉を発さず、必要なセリフだけ言うようにした方が無難でしょう。

・服装

葬儀は基本的にきっちりとした格好で行くべきです。

もちろんTシャツはNG。しかし通夜に喪服で行くと死を待ち構えていたように見えるため、艶は大人しい平服で行くという意見があります。

これは昔、無くなった当日に通夜をするケースが多かったためです。今は亡くなった数日後に行われることも増えたため準備が出来るのですが、いろんな諸説がある中で丁度良いアイテムをご紹介します。

  • 黒いスーツ

  • 黒いネクタイ

  • 白いシャツ

  • 黒い靴

通夜は濃紺やグレーのダークスーツでも良いが、通夜・葬式・告別式と全てにカジュアルとフォーマルのバランスが良いのはブラックスーツ(略喪服)。女性の場合は黒のワンピースがおすすめです。また、長い髪はまとめておきましょう。

略喪服はすぐに用意することが難しい可能性があるので、今のうちにスーツ屋さんで1着買っておくと、もしもの時に安心です。

露出・光沢・毛皮はNG

ノースリーブや丈の短いスカートは良くありません。基本的に肩・腕が見えず、座った際にも膝が隠れるスカートにしましょう。光沢や装飾は控えて大人しめにしてください。派手さは求められません。

毛皮は動物の接書を感じさせるためNGと言われています。(動物の殺生がダメとありますが黒い革靴などはOK)

また、葬儀用の黒は深い黒です。自分で黒っぽいからと選んだ服は、ダークスーツ・平服と捉えられる可能性があります。お葬式で着られるスーツ(ワンピース)はありますか?とスーツ屋さんで聞けば、適切な衣装を用意してくれるでしょう。

・持ち物

鞄を持つなら、袱紗を包んだ不祝儀袋を入れられる小さめなサイズで、黒い布の鞄がおすすめです。服装と同じく光沢は装飾は控えてください。

アクセサリーは基本的に結婚指輪以外は外しておくと無難です。(黒玉の一連ネックレスやイヤリングはOK)

結婚指輪もダイヤなど石が多く付いているものは外してください。もしも付けて来た場合は、石を下側、内側に向けるといった配慮をすると良いでしょう。

・香典

香典は袱紗に包み、それを不祝儀袋に入れて持っていきます。香典は葬儀の費用を助け合うためのお金です。

不祝儀袋はすぐに変えますが、袱紗は急だと用意が難しい可能性があります。今のうちに用意しておくともしもの時に安心です。

書くこと

表に御霊前、御仏前、御香典のどれを書くか迷ったときは基本的に御霊前と書くと良いでしょう。

宗派によって書くことが異なる場合がありますが、宗派それぞれの書く内容をおぼている方は少ないです。

御香典、御香料にして怒られることは少ないかと思います。

表向きの御香典、その下に書く名前は薄墨用のペンを購入して書きましょう。これは「涙で墨が薄まりました」という意になります。

不祝儀袋の中に入れる袋に書く名前・住所・金額は普通のペンで大丈夫。それらの情報はしっかりと見たいから、だそうです。

水引(真ん中の紐)

水引は結び切りと蝶結びで意味が変わります。

  • 結び切り … 一度切りでいいべきもの(葬儀など)

  • 蝶結び … 何回あってもいいもの(出産など)

紐の色は派手にせず、銀・黒・白が無難です。

葬儀で用意するものは、お祝いっぽくせず大人しいものを選ぶと良いでしょう。

金額

  • 100,000円

  • 50,000円

  • 30,000円

  • 10,000円

  • 5,000円

4(死)と9(苦)が付く金額はダメですので、区切りとして選択する金額は上記になります。

香典に包む金額は立場によって相場が異なり、親族なら10,000円以上、親族以外は5,000円以上にするのが無難です。

また、金額の表記は普段使用している漢字と異なります。
一→壱、二→弐、三→参、五→伍、十→拾、万→萬、円→圓など

・焼香

焼香はお香を焚くという仏教的な儀式です。

仏壇の前で線香で焚いている家庭もあると思いますが、焼香は抹香という粒状のお香を使います。

親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、押し戴いて、香炉へ入れますが、宗派によってその回数が異なります。

しかし、何回行う宗派なのか分からない場合は1回だけにしておきましょう。何回も行うと長くなるので、2~3回の宗派でも1回で大丈夫なときがあるからです。

事前に回数の説明がされていたり、全員が2回、3回と行っているのが見えた場合は、それに倣って同じように真似すると良いでしょう。

・弔辞

弔辞は葬儀の流れで行われますが、故人と特に関係の深い数人がお願いされて行います。

大体は1~3人、大規模な葬儀で5人以上が任されることがあります。

もしも自分が頼まれた際は、アドリブではなく原稿を持って行っても構いません。忌み言葉に気を付けながら原稿を書きましょう。

弔辞の内容

長さは3~5分程度。弔辞は故人に語り掛けるような内容、話し方にすると良いでしょう。

どこで会った、こんなことをした、こう言った、こう思った。

故人との思い出を振り返って、具体的なことをも交えると、誰にでも言えることではない、あなたと故人の間にあった特別なことや気持ちが伝わりやすくなります。

忌み言葉の例

主な忌み言葉は「生死」に関わる言葉です。

  • 4 → 死

  • 9 → 苦

  • 死ぬ → 逝去する

  • 生きていた頃 → お元気な頃

上記などの他、重ね言葉も避けましょう。これは悲しいことが何度も起こらないようにするためです。

また、「大往生」「天寿を全うした」といった言葉は遺族側が使う言葉なので避けましょう。

・参列できないとき

  • 代理人を立てる

  • 弔電を打つ

どうしても用事があって葬儀の日に参列できないときには上記の対応をすると良いでしょう。その後、なるべく早めに弔問に参るか、お手紙を書きましょう。

訃報は近しい人ほど早く届くものです。できるだけすぐに駆け付けることが大事ですが、距離感次第でいつ頃に行っていいか、お手紙で大丈夫か確認しておきましょう。

香典は郵送で送ることもできます。大事なことは自分で何かアプローチしている姿を見せることです。

代理人を立てる

代理人は故人と関係のなくても構いません。何もしないよりも代理人を立ててでも参列した方が礼を尽くしていると捉えられるからです。

不祝儀袋には代理人ではなく本来参列するはずだった自分の名前を書きます。

代理人でもお悔やみの言葉などは一緒です、受付では「代理人の者です」と伝えて香典を渡して、焼香をして帰っていきます。

弔電を打つ

今ではインターネットでも電報が打てます。文例はインターネットで検索すればたくさんあるので、探してみましょう。

弔電の料金は1文字あたりで加算。また台紙の種類でも値段が変わります。

電報で行う場合、番号は115です。115にかけると相談員が出てきますので、台紙などどれを選べば良いか分からない時には「良き紙で」と言えば、用意してくれます。

葬儀の参列者の心得

  • 葬儀の優先順位を考える

  • 勝手に参列しない

  • 葬式と火葬の順番を聞いておく

  • 香典を用意する

・葬儀の優先順位を考える

葬儀と予定が被ったときにどちらを優先するべきか、厳密な決まりはありません。

自分の気持ちを基に判断していいのですが、周りにどう思われるか気にする方もいるでしょう。

葬儀と結婚式が重なった場合、どちらを優先するかは血縁関係の近さで決めるのが分かりやすいです。

友人の結婚式と親族の葬儀なら、親族の葬儀を優先するのが一般的になります。

・勝手に参列しない

家族葬や密葬は呼ばれていなければ一般的には参列できません。

また、お知らせ状に「葬儀への参列はご容赦ください」と書かれていた場合、参列できません。

そのとき、お知らせ状に通夜の日程・場所が記載されていれば、通夜には参列できます。

特に記載されていなければ通夜・葬式どちらも参列しないようにしましょう。

・葬式と火葬の順番を聞いておく

地方によっては葬式の前に火葬をするところもあります。事前にどちらが先か聞いておきましょう。

葬式開始時刻が13時と知らされていたなら、13時に到着すると火葬が終わっている可能性があります。

東北地方などの雪の深いところは、昔では雪が治まるまですぐに参列できず遺体の状態が悪くなります。

そのため早めに火葬をしたうえで、雪の具合が良いときにゆっくりと参列してもらうための対応だったそうです。

・香典を用意する

一般的に初七日法要は、遺族で行われます。

友人は初七日参列してほしいと言われていない場合、用意するのは葬儀の香典のみで大丈夫です。

参列する場合、初七日の香典の金額は故人との関係性によって目安が異なります。

また葬儀と初七日は同日に行われたとしても別々の儀式です。どちらの儀式にも香典を用意しましょう。

●親50,000~100,000円
●兄弟姉妹30,000~50,000円
●その他の親族10,000~30,000円
●友人や知人5,000~10,000円

葬儀で大切なのは気持ちです

葬儀は畏まった場であるという意識が強くあると、必要以上にマナーや形式に困惑してしまうかもしれません。

もちろん故人・遺族に失礼のないようにするため、対応の仕方を知って置いたほうが良いです。

しかし、大事なのは気持ちです。他は最低限の準備だけをして、TPOに応じた対応をすれば心配することはありません。

ブラックスーツ、不祝儀袋、袱紗、言葉遣い・適したセリフ

迷わないようにこれらを覚えて、しっかりとお悔やみに集中するようにしましょう。

もしも葬儀に呼ばれたときのために、慌てずしっかりと偲べるよう平時のうちから準備しておくと安心です。


●ゴンザレス美について
ブロガーやってます。
本業は美容医療業界(WEBマーケティング)
美容皮膚科クリニックを運営している会社のサラリーマンです。

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