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【パート6】第7章 人は死ぬと誰かの心の中に生きる


 


 
ベストセラー1位Amazon 売れ筋ランキング24部門
 
書籍
「いつまでもいると思うなお前の母親ーお母さん、明日、死ぬかも-」

著者.権祐二
  

第7章 人は死ぬと誰かの心の中に生きる
  134〜135
ぺ-ジより

(引用)
=========== 
前回の要約・・・
 
 
 
『なぜ脳は神を創ったのか』(苫米地英人著)の著書によると、 神という存在も人間の脳が作り出しているそうです。
 
 
クルト・ゲーテルという数学者の
不完全性定理というのは「全ての現象には不完全な結果、誤差が生じる」という理論です。
  
  
不完全性定理によって
全ての現象、どんなものにも不完全な、誤差が生じることが数学的に証明されました。
 
それは(全知全能の)神は数学的に存在しないと学問的に証明されたことになります。
 
 
その一方、キリスト教の聖痕という現象は神様は存在していないのだけれど、存在しているように現実の世界に影響を与える現象です。
 
 
(つづきより)
 
【縁起の思想】
 
私の張式気功の師匠から教えてもらったことがあります。
「気功」の「気」というものを理解するためには、 仏教の「縁起の思想」を理解する必要があると。
 
オントロジー(存在論)という学問があります。
 
なぜ?宇宙は存在するのか?
  
 
なぜ物質が存在するのか?
 
と、いったことを追求する学問がオントロジーです。
 
 
例えば気功では、手からでる目に見えない「気」という感覚の存在を使って病気の治療や健康増進をはかります。
  
 
じゃあこの「気という存在は何なの?」という疑問が生まれます。
 
 
仏教のお釈迦さまは、このオントロジー(存在論)という学問で、
 
「縁起の思想=関係性によって実物は存在する」
 
と定義した人とされます。
  
 
まずキリスト教、ユダヤ教などの西洋では、
 
一神教の創造主(クリエイター)が天地宇宙、森羅万物の全てを作ったと宗教上も、学問上も信じられてきました。
 
なぜなら創造主の神様は、全知全能だから。
 
ダイヤモンドよ出現しろ、
 
オムライスよ出現しろ、
 
カレーライスよ出でよ、
 
と命じると簡単に創造できてしまうのが、西洋の神様です。
 
 
全知全能だから何でもできます。
 
神は簡単に無から有を生み出す奇跡を起こせます。
 
 
宇宙創造や地球の誕生など、神様なら簡単にできてしまいます。
 
全知全能の神を信じる立場をとると、そのように考えられてきました。
 
それに対する別の考え方をしめしたのが仏教の釈迦でした。
 
「全ての実物の存在は、あらゆる原因が合わさった
 
縁起の関係性の結果として存在する」 
  
という事でした。
 
  
難しい表現ですね。
 
 
 

例をあげてみます。
 
母がなくなる一年前、私は家の集合住宅のベランダでバケツ稲を作っていました。 
 
(つづく)
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(引用おわり)
 
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