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リハビリは人の助けが必要だ。

今、リハビリをしている。
素人が一人でするリハビリは、限界がある。人の助けが必要だと、痛感したケガをしてからの半年間でした。

日々、自分なりにリハビリをしている。
キツイ、疲れる、時間がかかるなど、いろんなしんどい思いをしているが、それ以上に何をしたらいいのかわからない、が今抱える問題。

僕は、腓骨筋腱脱臼で、ギプス後のリハビリ。
なので、足です。

「ギプスを3週間していたので、足首だけでなく、体全体が運動不足、筋力不足なので、よく動かしてくださいね」とアドバイスをもらった。

具体的に何をやったらいいのか、わからない。

自重でできる筋トレ。
YouTubeやインスタで調べたストレッチ。
ウォーキング。徐々にジョギング。

これらを、毎日、少しずつやって、もう3ヶ月経つ。
まだ、足の硬さが取れない。なぜ??
わからないまま、YouTubeやインスタではレコメンドされた同じような情報がどんどん目に入り、見るたびに、「あ、これもやらなきゃいけないのかな」と思い、トライ。
何種目やるの?ってくらい、やる事が増える。
同時に、やらないといけない事がわからなくなっていく。

どうしたらいいのか、、
と、考えた結果「スポーツリハビリ」をしている整形外科を知る。
早速通ってみた。

ケガをした時の状況や、保存療法の内容を伝え、レントゲン、エコーなどで診てもらう。ここまでは、通常の整形外科と同じ。
そして、実際に理学療法士さんがマンツーマンでついて下さる。ヒアリングをして、身体の状態を見て、姿勢や筋力、硬さなどを丁寧に見てくれる。

自分で、姿勢や筋力、硬さを知るには限度がある。体感で、なんとなくわかるかもしれないが、やはり専門の方が診てくれると、説得力がある。

「今、ケガをした右足をかばって左膝に負荷がかかっている。だから、姿勢を真っ直ぐに、筋トレ、体幹トレをしてほしい」と、アドバイスをいただく。

もちろん、アドバイスだけでなく、実際に、筋トレ、体幹トレストレッチなどをして、見てもらい、僕の体の特徴からさらにアドバイスをいただける。

「もう少し、おしりを引きましょう」とか「お腹が落ちています」とか。

なるほど。
僕の体は、そうなっているのか。

と、妙に納得できる。
そして、家に帰って教えてもらったことをやる。
一人だと、なかなかうまく出来ない。これでいいの?と、半信半疑で行う。

また一週間後、リハビリで通院。
前回教えてもらったことをやってみて、体の変化を見てもらいつつ、次のトレーニングを教えてもらえる。

なんだか楽しい。

話を聞いてくれるだけで、心強い。
安心感がある。
YouTubeでも、教えてもらうことはできるが、自分の身体にとって適しているのかがわからなかったけど、リアルに教えてもらうのは安心感が違った。

こんな事なら、もっと早く来れればよかった。
と、少しだけ思いつつ、今、通院できるようになったことを嬉しく思っている。
ようやく、治りそうな気がする。
そんな前向きな気持ちになれるだけで、心が救われる。

情報がなんでも手に入る時代。
うまく使う事ができればいいが、僕のように不器用な人にとって、逆効果になることもある。(もちろん、いい情報もたくさん手に入り、とてもありがたい)

人の助けって、本当にありがたい。

専門家だとか、それが仕事だからと言えばそうかもしれないけど、僕にとって本当にありがたい存在。
毎日の仕事が、誰かの役に立っている仕事って素晴らしい。

人に助けてもらうこと。
そして僕も誰かを助けられる人であること。
自分が感じたことを、誰かに与えられること。
それを考えられた日でした。

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