2024年の「はじめて」を振り返る
2024年
たくさんの初めてを経験することができた。
新しい発見があり、世界が広がった。
・図書館の利用
怪我をしたことで、休日に運動することができず、読書時間が増えた中、ふと立ち寄った図書館。
「ここにある本、すべて無料なんだ!」って、今更気づく。正直、気になった本があれば、ネットで購入していたけど、お金持ちでもないので、どんどんお金が減っていっていた。自己投資として、無駄だとは思わないけど、無料で本を借りて読めることが、本好きにとってこんなに嬉しいことなのか、と。
借りた本は読まない。と、人に借りた本に対しては思っていたけど、目的を持って本を読むなら問題ない。あと、期限があることも良い点。
喜多川泰さんの本に出会ったのは図書館のおかげ。
・音声入力
メモ書きが習慣になり、頭の中に浮かんだことは、無性に書き殴りたくなるような衝動に駆られる。しかし、運転中・散歩中・ランニング中は浮かぶ事は多いものの書けない。
そんな時どうするのか?と便利だったのは音声入力。(ただし、スマホを持っていけない、サウナ中、入浴中は不可)
音声入力の精度はかなり高く、多少の誤字脱字はあるものの、後から読み返しても十分に理解できるレベル。「その場所、その瞬間」を大事に書き残しておかないと、絶対に忘れる。それぐらい些細なことこそ、後から「あれ何言ってたっけ?」を思ってしまうもの。忘れをなくすことは、自分を知るために必要なこと。
・ひとり車中泊
以前からしたいと思っていて、年始に「今年のやりたいこと」にも書いた車中泊。前職の退職に伴い、一ヶ月の有給休暇中に2泊3日で決行。行きたいこと、やりたいことをまとめ、計画をし、できる限りの準備して臨んだ。うまくいったこと、いかなかったこともあったけど、漠然と「やってみたいなあ」と思っていたことをやってみたら出来ること、出来ないことがわかったとても貴重な経験になった。
やってみたい事は、やったらいい。シンプルで大事な教訓を得た。
・夕飯作り
これも有給休暇中の一カ月、時間があったし、僕にできることがないか考えた結果「夕飯作り」にトライ。
料理は初心者。素人。だけど、YouTubeという大きな味方がいる。リュウジさんの動画には、本当に助けてもらった。素人にもわかりやすく、何を準備して、どういう手順に進めればいいか、教えてくださる。なぜ、この調味料を使うのか、なぜこのタイミングに投入するのか、をわかりやすく教えてくれた。理由を知るのは、初心者が基本を学ぶ点で、腹落ちすることができた。
慣れてくると「美味しい」と家族が言ってくれるようになり、創意工夫とともに、人の役に立っている実感を得ることができた。
今、外食に行くより、パパッと作るようになった。楽しい趣味になりつつある。
・整体に通う
腓骨筋腱脱臼という怪我をし、ギブスをはめたことで、松葉杖生活。それが原因なのか、体の歪みにより肩や首やいろんなところが痛くなった。
何とかしたいと、義理の妹の紹介で通うことになった整体。「右の足のが短くなってますね、姿勢が悪いことで起きている症状です」と自分の身体について教えてくれる。「え、足が短くなるの?」と、半信半疑だったけど、通うことで、自分の歪みを自覚することができるように。
接骨院でマッサージを受けるのとはちょっと違った。月一で通うことで、整体でしか教えてもらえない身体の構造や、痛みの根本の原因を知ることができた。日々の姿勢が大切。無意識で、姿勢が悪くなっていることを、自覚できるようになったことは、新しい発見でした。
一年は長いようで、あっという間。
日々、日記やメモ書きで振り返ることが習慣になった今、2024年のはじめてのことが、今の自分を作っていることに気づく。
40代になった今でも、「はじめて」は出来る。やれない原因は、自分にあるだけ。やりたいことはやればいい。時間は有限。2025年も、これまで以上に経験に時間を使っていきたい。