バイキングで緊張する時
先日は妻の誕生日祝いの為、家族で外食することに。
イタリアンレストラン。パスタかピザを一人一つ頼むと、サラダバーとケーキのバイキングがセットになっているお得なシステム。
サラダバーと言っても、サラダだけでなく軽めの一品料理も10品くらいあり、全種類食べてもお腹がいっぱいにならないくらいの軽めなもの。しかもどれもおいしい。キノコ類とか魚介類とか、いろんな種類を食べられるので健康にも良さそう。
バイキング形式はホテルの朝食などでも経験しているけど、なんだか緊張する。今でも。
それは「後ろに人がいる時」
なんだか追われているようで、早く進んでくれよ、って言われているようで気が気でならない。ホントはレタスをもう少し乗せたいのに、ドレッシングをどっちにしようか迷いたいけど、サッと「和風ドレ」と無難なものを選んでしまった。
自分が最後尾のときは大丈夫。前の人が遅くてもイライラなんてしない。「じっくり考えられる余裕があっていい」と思うほど。「あれも食べたい、これも美味しそうだ」なんて、考えて待っているのが好き。
だから、一回目取りに行くときは少なめにして切り上げる。まずは観察。どんなタイミングに人が並ぶのか、どんな食べ物があるのか、どういう順番で食べていこうか、などと計画するのである。
本気な二回目。すでに下調べをしているから、次に何を取ろうか決まっている。しかも、テーブルから見渡し、人が少ないタイミングを見計らい行動する。取っているときも余裕がある。調味料もちゃんとかけられるから美味しく食べられる。「自由さ」を思う存分に味わう。
二回目を食べても腹6分くらいなら、三回目にもトライ。デザートの余力を残しつつ、食べておいしかったものをリピート。「あ~。おいしい」と自然にこぼれる。
緊張することを知っている僕は、対策も知っている。焦らない。人に合わせない。焦らない状況は、自分で作る。妻の誕生祝を、気を遣わずにすることが出来て良かった。