仕事上の改善依頼
自分の部署は、
営業から流れてくる仕事を加工する仕事です。
よって、自分の仕事量は、営業の状況によって変化してくる。
単純に、仕事量が増えれば忙しくなり、余裕がなくなり、結果品質に影響することもある(無いように仕事はしていますが、余裕があるに越したことは無いし、人間できることに限界がある)
そこで今日は、営業側にスケジュール通り確実に仕事を進めてもらうように依頼をしました。
ここで注意をしたのは、
「なぜから始める」こと。
自分の部署が楽になりたいから。
ではなく、「お客様に品質の良いものを届けるため」
これは、お客様のためという誰からもNOと言えないことをふりかざした上で、「自分の部署だけでなく、全部の部署がスケジュール通りに仕事をすることができ、仕事量が読め、結果良い成果を上げることができる」というもって行き方をしました。
誰からも不満が上がることがないはず。
誠実に、誰もが望んでいる状況だから。
これのデメリットは、営業側に逃げ道が無くなること。
ちょっと遅れても契約すればいい。
という甘えが許されなくなること。
ここでも「イレギュラーがあることは仕方がない。だけど、その状態を全社員が目指すことに意味がある」とした。
あくまでも「全社員の総意」という状況を作り出し、YESを引き出すことができた。
もともと、他部署の方から、この話を持ちかけてもらいたいと、相談を受けていたので、「全部署の総意」ということに嘘はない。
そして、その状況が作り出すことでようやく「残業対策」・「働き方改革」といった会社が取り組むことができる。
これは決して、「社員を育てる」
「人間力を磨く」
「生産性を上げる」
などといった方法では解決できない。
ここの能力や考えに頼ってはいけないから。
ではなく、「仕組み」を設ける。
ここでは、がんじがらめではなく「まずはやってみよう。そして、微調整をしていこう」と、実行を促す。
全てが思い通りの内容にもっていくことができた。
その前にも布石はあった。
別の軽い提案をしていた。それは、通っても通らなくてもどっちでもいい内容。
それは、提案はしたものの、反対意見もあって「現状維持で行きましょう」と、折れた。
これも全て、本題を通すため。
いろんなことを準備し、当日のイメージをし、周りの反応を見ながら微調整をし、「結論を通す」
うまくいった。
勉強になった。
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