きくだけ屋について
きくだけ屋に至るまでの経緯
12年間トレーナーをやっていた。
トレーナーの最後はRIZAPという会社でトレーナーを育てるコーチングトレーナーという役職を4年やった。コーチングというものを深めるためにNLP(神経言語プログラミング)という資格も取った。その甲斐あってかコーチングトレーナーとして全国1位に3回なった。だから自分のコーチングというものに少し自信を持ちはじめた。
コロナ
コロナ休業になり1人の時間、自由な時間が増えて楽しかった!1人になる時間が増えた事もありいろいろ考えた。会社でトレーナーやゲスト向けに行っていたコーチングという事をオンラインでいろんな方にやってみたい。そう思って行動に移す事にした。
最初は〝きくだけ屋”ではなく〝コーチング”だった
最初はオンラインコーチングとして活動していた。それだけで食べていけるほどではなかったがなんとなく楽しかったしうまく行っていた。ただ、オンラインコーチングは楽しいが本業の方はいつ再会するかわからず不安は日に日に大きくなって来た。
〝死にたい”と思うように
最初は楽しかったコロナ休業もだんだんと『収入は大丈夫か?!』という不安に駆られて来た。
不安に押しつぶされそうになり氣づいたら〝死にたい”という想いが頭をかすめるようになった。
このままではいけないと思い人に会いに行くようにした。何人かと会っているうちに『死にたいと思う事もある』と打ち明けてみた。
返ってきたのはアドバイスだった。アドバイスを聴いていて思った事は『アドバイスっていらないなぁ』という思いだった。ただ、自分から会いに行っているしせっかく自分の事を思って言ってくれているから聴かなきゃいけない。と思って聴いていた。
本当に欲っしていた事
アドバイスを聴いていて自分は何を欲っしていたかという事が明確になった。2つある。
アドバイスよりも、ただ味方でいてくれてただ話を聴いてくれたら自分で解決できる氣がする。そう思えてきた。
これだけ情報があふれている時代。何をすればいいかはわかっている。欲しいのはアドバイスではなく味方でいてくれる人が1人でもいるという安心感と話をしてアウトプットして整理する。という事だった。
そう思っている人は自分だけではないのかもしれない。と思った。
きくだけ屋の誕生
ある日のオンラインコーチング。
その日は世界を旅している女性の方だった。
話を聴けば聴くほど自分の概念でいうところの〝コーチング”というものが必要なかった。目標を設定する必要もゴールをイメージする必要も問題を解決する必要も感じなかった。そこで無理に〝コーチング”をする事は彼女をコントロールする事のように感じ、既存の価値観に当てはめて彼女の可能性を狭めてしまう事のように感じた。
〝コーチング”としての自分の存在意義をあきらめて話を聴くという事に徹した。ただ、2つだけ意識して話を聴く事にした。
なんかすごく良かった氣がした
『コーチング』としての自分にしがみついていたらそんな事できなかったのだけど自分の思い込みも手放せたし、何よりワクワクを共有できた。感じがした。セッションした側が成長させてもらった。
その時の感想
【旅する占い師エリー】さん
https://www.facebook.com/eri.hamabe
(63か国目のセルビアにいた時に受けてくれた)
そもそもこの人の生き方が面白すぎる!
↓↓
人生の主役になるには
ルー・タイスのコーチング理論の一つだ。(だったのはず)
この理論から行くと自分の人生において主体性をあげるのはシンプルに自分の人生においての発言数を増やす事だと思っている。テレビの話や誰かの不祥事や誰かの恋の話ではなく自分が何が好きで何がしたくて何を感じているのか。その事において発言する事が自分の人生の主役になる事の第一歩になるような氣がする。これは仮説だ。だからこそまずは自分で自分の人生において発言する回数。発言、発信する機会を増やしていこうと思う。
きくだけ屋の性質
そういえばなのだが、小学校の低学年時に先生から『なぜなぜ坊や』と言われた事があった。
『なんで?!』をよく聴く子供だった。どおやら自分は人には興味ないが人の思考や感情に興味があるっぽい。だから『なぜそう思うのか。何を感じるか?!なんで?!それはなぜ?!』という事を聴くのが好きだ。悪氣はない。
そういえば聴き過ぎて先生にすごい怒られた事がある。完全な余談。
きくだけ屋のその先
そういう人が周りに1人でも増えてくれたら自分も楽しくなる。だからこそきくだけ屋は自分の人生の主役になるためのきっかけづくりになれたら嬉しい。まだ言葉になっていない言葉や発言した事ない本音を見つけて行く作業を一緒にするのが結構楽しい。結果としてそれがその人が自分の人生を歩む事の第一歩になったら嬉しい!
最後に
みんな今のままで充分いいのだ!それは間違いない。ただ、より一層自分の人生の主役になるためには『自分の人生においての発言数を増やす』事がその第一歩になるっぽい。
だから『きくだけ屋』は聴くだけなのだ。(きくだけ屋が平仮名なのは特に今はない。)
※もしここまで読んだならあなたは偉過ぎる!!
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