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自己理解コーチを目指す旅へ

やりたいことが見つからず彷徨い続けた5年間


「自己分析は大事だぞ」

就活中、嫌になるほど聞いた言葉の一つ。
ただ当時の僕は典型的な意識が低い就活生。

自己分析なんてろくにせず、ただ少し興味があった程度の職種に絞って就活開始。SPIも勉強したくないから選考にSPIがある企業は応募しないし、企業研究もほぼしない。

そんな僕でも大学4年の夏には就活を終わらせ、最後の学生生活を謳歌していた。

今思えば、これが彷徨い始めたターニングポイントだったんだと思う。

自分が望んだ職種に就けて喜べたのも束の間、人々が恐れ慄く圧倒的な残業の多さによって心をへし折られた。

結局僕は新卒で入社した会社を1年半で辞めた。

それから1年半フリーターで転職活動を続け、マーケティング職に就く。食いっぱぐれのないスキルが身につけられそうだという浅はかな想いで入社したものの、全然その仕事が向いておらず3ヶ月で辞めた。

「こうなったらもう自分で稼ぐしかない」

そう考え、次は友達に教えてもらいながらカメラのせどりを始めた。
でも全然楽しくなく、段々モチベーションが湧かなくなってしまいすぐに辞めてしまった。

その後も飲食店でアルバイトもしたが色々思うことがあり辞めた。

「いつか本当にやりたいことが見つかるまでは身軽な状態でいよう」

そんな考えから27歳の時点では、高い時給に対し仕事内容が簡単という理由だけで選んだ事務職で派遣社員として働いていた。

自分が本当にやりたいことがわからずに彷徨い続けて22歳から約5年間。
SNSを開けば、仕事でも結果を出して経済的にも豊かで様々なことに挑戦している友人達の姿が目に入る。

「この中にはやりたくもないことを我慢しながらやることを当たり前だと思っている人もいるんだろう」
「それに比べたら本当にやりたいことを追い求めている自分のほうがマシなのではないか」
「でもなんで自分はこんな苦しくて、この人達はこんなに楽しそうに見えるんだ?」
「友人達の前では気丈に振る舞っているけど、裏では自分は一体なにをしているんだろうか?」
「本当にやりたいことなんていつどうやって見つかるんだよ」

といったように勝手な決めつけをして自己嫌悪したり、焦燥感に駆られたりしながらやりたいことを探す。

そんな苦しい期間を過ごしていた。

感覚的ではなく、論理的に本当にやりたいことがわかっていった

そんななかで八木さんの動画に出会い、自己理解プログラムの考え方に感銘を受けてすぐに申し込みました。

自分は何が好きで、何が得意で、何を大事にしているのか。

これまでの人生を振り返りながら、1つずつ着実に言葉にしていく作業は大変だけど総じて心地良いものでした。

そのなかでも特に自分は何が得意なのかを知る章はかなり楽しかったことを鮮明に覚えています。

自分の才能や長所パターンを再認識することで何も長続きせず失っていた自信を少しずつ取り戻すことができました。

「自分が何となく自然とできることだと思っていたことが実は当たり前ではない能力だったなんて…!」

「自分が何をやっても長続きしなかったのは、3つの要素が同時に満たせていなかったからだったのか」

「自己理解を深めることでこんなにも自分に自信を持てて、本当にやりたいことに向き合いたいと前向きに思えるようになるのか」

「自己理解メソッドを皆が学んだら多くの人が人生を楽しく生きられるのではないか」

気づけばそんなことを考えるようになり、「自己理解」という分野にも興味を持ち始め、本当にやりたいことの輪郭もハッキリしてきました。

自分だけでなくまわりの人も楽しい人生を送ってほしい

身の回りの人と話したり、SNSを見たりしていて明確に嫌いだなと思ってきた考え方がある。

それは、「やりたいことがあっても我慢するのが大人」という言葉。

「やりたいことを我慢する人生の何が楽しいんだ?」
「幸せになるために生きているんじゃないのか?」
「深く考えもせずにそう言って足掻くこともしてないんじゃないか?」
「足掻くことがダサいと思っているし、そう思われるのを恐れているんじゃないか?」

その言葉を聞くと、いつもこんな考えが頭の中をぐるぐる回っていた。

友人のなかには私のキャリアの話を聞いてこんなことを言う人もいた。

「自由に色んなことに挑戦しているお前が羨ましい。俺は今がベストだと思ってはいないけどやりたいことも無いし、食い扶持のために我慢して働くよ」

暴論かもしれないけど、僕はやりたいことが無いなんて嘘だと思っている。ただ単に「我慢するのが美徳」という言葉を真に受けすぎているだけで、誰しもが本当にやりたいことをその人に内側に秘めているはずだ。

たしかに自分のキャリアを振り返れば足掻いてきた期間は本当に苦しいものだったし、他の人から見たら理解しがたい部分もあると思う。それでも当時からそんな自分を少し誇らしく思う自分がいたのも事実。やりたくないこと、世間的に評価が良いことに取り組んでいるときよりもよっぽど自分が本当にやりたいことに向けて絶えず行動してきた期間は生きがいはあった。

だから僕は自分と同じように世の中の人全員がやりたいことに突き進み、自分の人生に生きがいを感じてほしいと思っている。

そして同じように自分の人生良くするために足掻いて前向きに生きている人の話を聞いたり読んだりしたい。本当にやりたいことに取り組んでいる人は人生が楽しくて仕方がないように見える。その人の話には情熱を感じられ、自分がこれまで興味の無かった分野でもワクワクしながら話を聞いていられる。

そんな瞬間を増やしたいという利己的とも言えそうな考え方もあり、自分の本当にやりたいことがわかった。

やりたいことが定まらず人生に対して前向きになれていない人を、
本当にやりたいことに突き進みたいと思っている状態にするために、
自己理解を通じてその人が本当にやりたいことに気づかせる。

これが僕が本当にやりたいことです。

誰しもが本当にやりたいことに自由に挑戦し、生きがいを感じている世界へ

自分も他人も楽しそうな世界でワクワクしますね。
そんな世界を実現させるためにも、まずは自己理解コーチになりたいと思っています。

それに向けてこれからたくさん準備をしなければならないけれど、自己理解プログラムに出会うまでの期間に比べたら全然楽しいものです。

次は自己理解コーチの一人として、自己理解プログラムのメンバーページに上記のような文章を書けるようになっているといいな。

同じく自己理解コーチを目指している人がいたら気軽にメッセージくれたら嬉しいです。

それではまたいつか👋

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