権之助FLAT、居酒屋辞めるってよ。その1
いきなり売上がマイナス90%になった。
日本国は緊急事態宣言だけど、われわれの城「権之助FLAT」も緊急事態発令。まずはできることからと思い、店頭でのお弁当の販売を開始。あわてふためき、闇雲に始めた。いつお弁当が売れるかわからないので、毎日6時に出勤して、早朝より販売してみた。最初全然売れない。徐々に売れる時間帯がわかってきて、お弁当が店内飲食を超えるまでになった。その軌跡は、ここにまとめている。
でも、一度立ち止まり考えたんだ。
このお弁当販売の延長線に、僕らの明るい未来は待っているのか?
今のコロナの状況、
今後のコロナの行方、
僕らの置かれた環境、
僕らの出来ること
僕らが出来ないこと
僕らが作りたい未来
みんなで考えた。
やっぱり、今のこのお弁当販売の延長線上に、僕らが作りたい未来はない!
だったら、僕らが今まで信じてきた、作りたかった世界を作っていきたい!
それが成功するか失敗するかは、誰も分からない。
やらずに後悔するより、やって後悔しよう!
いや、後悔はしない!今の状況、今後の未来を憂うより、僕らが信じた道を進むことが出来る環境に感謝して、絶対やり切ろう!
具体的な施策はこうだ!
小売業へのシフト、居酒屋から商店へ
作戦本部長はダイキ
隊長はヤス
参謀&アドバイザーはナルックス、
ナルックスの提案から始まった。
一言いうと「居酒屋から小売業へのシフト」だ。
「権之助FLAT」の和の食材をメインにした惣菜、日本酒、おつまみ、
「目黒FLAT」の洋の食材をメインにした食材、ワイン、パン、おつまみ、
ここに来れば、食を楽しむ何かが見つかる。「FLAT商店」化。
賽は投げられた。やるしかない。僕らの力を信じてやり切ろう!
僕らのコロナ奮闘記の第2章が幕を開けたのだ。
つづく