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スクールドッグをお届けします!!
「幸せを貰いました、ありがとう」
昨日、スクールドッグのアンディ君と生徒たちが、富士山麓病院を訪問し、高齢者の方々との交流を行いました。帰り際にいただいたこの言葉が、心にずっと残っています。
御殿場西高校のアイドル的な存在のアンディ君は、生徒たちと毎日のふれ合いを通して、癒しの場をつくっています。この温かく優しい時間を学校外の方々にも届けていきたいということで、近隣の介護福祉施設や小中学校をスクールドッグと生徒が訪問していきたいと思っています。
この活動が以下のことに繋がっていくことを期待しています。
①セラピー効果
動物介在教育(AAE)を実践し、犬とのふれ合いを通して高齢者と生徒の心のケアをしていく
②世代を超えた地域交流の場を生み出す
人との関わりが希薄となりつつある社会で、世代を超えた交流を増やし、地域のコミュニティ活性化に繋げる
③介護福祉領域への興味喚起
介護福祉業に対する理解を深め、社会課題の一つである人材不足を解消する
昨日、多くの高齢者の方々の嬉しそうな笑顔と生徒たちの優しい表情を見て、やってみて良かったと心から思いました。
犬は言葉を話せません。その代わり、目やしぐさで気持ちを表したり、笑顔(のような表情?)を僕らに送っています。どんな人であっても差別しません。自分がどんな状況であっても、たとえ体調が良くなくても、相手に優しさを届けようとしてくれます。だから犬と触れ合うと優しくなれるんだと思います。帰りの車の中で、アンディ君の横顔を眺めながら、そんなことを感じていました。
アンディ君、お疲れ様。
ありがとう。
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