デニム知識編その2デニムってそもそ何故青いの?
さて、前回はジーンズとデニム語源についてお話しました。
その共通点はいづれもアメリカという国
ジーンズはアメリカのフロンティアスピリッツの象徴なんだ!ということがよく取りざたされたりしますね。
そう今回のテーマ「デニムは何故青いのか?」
それは、2人の人物が今のジーンズを産んだきっかけの中に出てきます。
その二人の名は
リーバイ ストラウスとヤコブ デービス
今のリーバイスの創始者です。
1853年 金の採掘が大当たりヨーロッパ中から金を求めて資本主義者が集まったいわゆるアメリカのゴールドラッシュ
サンフランシスコで創業されたリーバイ ストラウス社のリーバイは金鉱で働く労働者に向けテントや帆で使われるキャンバス生地でパンツを作り売りその後デニム生地でさらに動きやすさを重視しました。
それでも激しい作業で耐久性が疑問視されていたところに現れたのが当時リーバイ社提携先の生地職人 ヤコブ デービス。
彼はリベットという馬具で使う金具を打ち込み耐久性の向上に成功しました。
そして、デニムは何故青いのか?
その答えもこのリーバイが発案したものです
それはズバリ、インディゴ染料で染めているから!
そもそもインディゴ染料は当時虫や毒蛇に効果のあるピレスロイドという物質が入っている為、作業中の虫除けに重宝したところからこの色を染めて販売したところ、作業員の中で"このブルーがイケてる"と話題になり大ブームとなります。
いまでは天然のインディゴ染料ではなく、化学素材の合成インディゴが基本なので現在のインディゴ染料は虫除けには全くなりません。
そして、もうひとつリーバイが開発した画期的な技術それが...
5ポケット!
今日、当たり前になっている正面に3ポケット後ろ面に2ポケットのこの形リーバイス発祥なんです!!
その3に続く