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デニム知識編 その1 デニムってそもそもなんなのよ??

さて、スキニージーンズの歴史を先日ざっくり説明したんだけど、そういや「そもそもデニムってなんなのよ?」って思わないでしょうか?

生まれてから当たり前のようにクローゼットにあるジーンズ。

「あれ?そもそもデニムとジーンズって何が違うの?」

そんなこと考えてると
そもそもあれはなぜ青色なんだろう?
なんてことも...
ということで数回に分けてデニムについてお話していこうと思います!!!

さて、まずはデニムとジーンズの違いを簡単に説明します。
デニムの語源はフランス の衣の都 ニーム
セルジュドニーム(ニーム産の織物)からきています。
それがアメリカにわたり"デニー厶"となったと言われています。

ジーンズに関してはイタリア ジェノバからアメリカに渡る時ジェノバから来た織物 ジェノバ産のデニムパンツ ジェノバの船乗りがはいてたパンツという意味でジェノワーズがジーンズになってます。

そもそもなんでジェノバなの?
ジェノバは1100年からナポレオンに襲撃され共和国として失墜するまで地中海 黒海においてヴェネチアと対をなす最強の海洋大国でした。

例えば北アメリカ大陸を発見したジョン カボットもカリブ海の航路を発見したコロンブスもジェノバ生まれなんです。
余談ですが、アメリカの人名でジーンとかジョンとかはジェノバの..というところから由来されてるらしい

まあ、ジェノバの歴史はさておき...
そのジェノバ産のパンツがジーンズとなったと言われています。

デニムはニーム村原産の織物
それを使ったパンツがジーンズということですね!!

セルジュと現代でいうとサージと読み綾織物のことをさします。
英語でツイルって言いますね。

綾織物というのは

綾織物は摩擦などに弱いですが強度と伸縮性に長けていて作業ズボンとして重宝されてきました。
ジーンズは基本 このツイルで構成されています。
1本の縦糸が上に浮きそれが頂点となって表生地に現れ、それが摩耗するとデニム独特の色落ちとなります。

その2に続く