モード編:雲の上の存在?! 世界の流行を創り出す3強とは?!
さて、今回からモード編に突入します。
ファッション業界は3つの大派閥によって創造されています!
さて、まずはモードって聞いて何を想像しますか?
なんかよくわかんないけど
黒っぽい格好?誰が着るの?っていう奇抜な格好?
そういうイメージあると思います。
モードとはフランス語のÀ la modeから来ています。
プリンアラモードっていうメニューありますよね?
日本語で「流行の」っていう意味らしいんです。
とはいえ、アパレルでのモードは少し違います。
今人気連載中の漫画「ランウェイで笑って」ではこう表現されています。
リアルクローズ とは「今あるもので一番いいものを作るデザイナー」のこと。
モードとは「今までにないもので一番いいものを作るデザイナー」のこと。
つまり、前者は1を10にする発想。
後者は0から1を作る発想ということになります。
流行ができる一般的なロジックは
4大コレクション(パリ/ミラノ/ロンドン/NY)やインスタレーション(展示会)→ハイインフルエンサーのPR→百貨店やセレクトショップでの展開→ローカルインフルエンサーによるPR→ファストファッションやストリートブランドでの展開→民意を得て大衆化→陳腐化
といった流れがあります。
時代の流れによって多少前後したり簡略化はされますがおおよそこの流れは変わりません。
そしてこの流行をコントロールしているのが
今日の本題
3つのファッション業界の神
まずは「ファッション業界の帝王」
LVMHグループ
世界的な大企業に成長した立役者は
ベルナール アルノー
彼が事業家の父親から不動産業の資産を譲りうけフランスをでてアメリカに渡ったその時
現地のタクシー運転手が
「アメリカは知らねえがディオールなら知ってるぜ?」という言葉からヒントを得て不動産担保でクリスチャンディオールを買収、それから立て続けにハイブランドを買収し一大勢力を築いたことから「カシミヤを着た狼」と称される。
ちなみに主なLVMHグループのブランドはこんな感じ
次にGUCCIをLVMHとの競走で競り勝った
新勢力 ケリング
フランソワ アンリ ピノー率いるケリング
LVMHとリュシモン2強に割ってはいる勢いのグループです。
元々はアンリの父がプランタンを持っていた大起業家の家柄で彼の手腕により大買収劇をくり広げファッション業界における新興勢力として注目されています。
そして、スイスのリシュモングループ
南アフリカの実業家 ヨハン ルパートが創業し
カルティエを軸に一大勢力を気づきました。
この3強がファッション業界を席巻しあらゆるモードを世界に発信し続けています。
そういまのファッション業界はこの三強が多大なる影響力をもって新しいセンスを世に送り出し続けています。
あなたのフェイバリットは
既に数年前にこの3強によって意識的に
作られたものと言ってもおかしくありませんよね?!