K子 デビュー！

こないだ鉛筆画の動画を見てたら
化粧用の刷毛を使っている人がいたので
ダイソーに見に行ってみた

何種類かあるなかでアイシャドー用の
細めの刷毛ともう少し幅の広い2つを手に取って見比べていた

左斜め後方からの熱い視線を感じたので振り返って見るとそこには30歳前後の可愛らしい女性が僕を見ていた

汚い物でも見るような表情で

鉛筆画に使う道具として見比べていた事なんて当然知らないので勝手にニューハーフの人が化粧用の刷毛を見ているのと勘違いしたのだろうけど
そんな顔して見られる覚えもないので咄嗟に

「私がお化粧しちゃいけないの？(オネエ風）」と言ったら持っていたかごを戻してそそくさと店を出ていってしまった

華々しくとかいかなかったが
K子としてのデビューを果たすことができました

夜の蝶としてはいつデビューできることやら

ありがとうございました。