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3Dプリンターで薬も作れる時代
5年後には3Dプリンターで自分用にカスタマイズされた薬が地元の薬局で作れるようになるかもしれない。
バーミンガム大学で食べられる製品の3Dプリントについて研究しているSaumil Vadodaria氏による記事がこちら(THE CONVERSATIONから)。
高齢化が進み慢性疾患が増えると、1日に何度も違う種類の薬を飲むことが難しくなることは想像に難くない。特に認知症を患っていたりすると間違う恐れはとても高くなる。
一つの薬がレイヤーになっていて、その薬を飲むだけで適切な時間に必要な薬効の層が体内で放出されれば簡単で安全。"ポリピル"と呼ばれるこのタイプの薬はすでに糖尿病や高血圧、心臓疾患の治療に使われている。大量生産することは難しくはないが、欠点もある。全ての患者が同じ2種類の薬を必要とするわけではないし、用量もそれぞれの患者に適切ではないと言った問題だ。
そこで3Dプリンターが登場する。一人の患者に対しオーダーメイドの薬を簡単に安く作れるというもの。
すでにアメリカのFDAは3Dプリンテッド薬剤を承認している。しかしこの薬剤は"ポリピル"ではない。
これまで多くの3Dプリンターによる"ポリピル"の研究がされてきたが、薬事承認への道はまだ遠い。治験を終了しFDAの承認を得るには5年はかかるだろうとSaumil氏は言う。
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アメリカで5年後だと日本は2−3年遅れて7、8年くらいでしょうかね。
にしても3Dプリンターってすごい。