「刈り上げ」の検索結果と性差別
刈り上げは英語で「undercut」というそうです。
最近ショートヘアのサイドを刈り上げました。
美容室に行く前、インスタで刈り上げのヘアスタイルをモリモリ検索したんですけどね、「刈り上げ」だとほとんど出てくるのは男性の画像ばかり。英語で「undercut」と検索すると男女半々か女性の方が多いじゃないんだろうかってくらい、素敵な刈り上げの女性たちが表示されました。
ちなみに日本語でGoogle検索すると「刈り上げ 女子」とか「刈り上げ 女子 モテない」なんかが上位に表示されます。
いい加減、女子って言葉もどうかと思うし。
こういうgender bias(性差別)について最近興味深いポッドキャストを聞きました。
アメリカに住むコーチング ビジネスをされているEmiko Rasmussenさんのポッドキャストの内容なのですが。
彼女が言います。
「"女性"や"女子"と言った言葉を"男性"や"男子"に置き換えてみてください。違和感があれば、それはgender biasです」
例えばこれ「女子力」。
こちらをGoogle検索してみました。goo国語辞書による説明は以下の通り。
女子力とは、女性が自らの生き方を向上させる力。また女性が自分の存在を示す力。
[補説]平成21年(2009)ごろからの流行語。明確な定義はなく、女性らしい態度や容姿を重んじること、女性ならではの感覚・能力を生活や職業に生かすことなど、さまざまな解釈で用いられる。
ではこれを「男子」に置き換えてみると・・・
「男子力とは、男性が自らの生き方を向上させる力。また男性が自分の存在を示す力。
(中略)明確な定義はなく、男性らしい態度や容姿を重んじること、男性ならではの感覚・能力を生活や職業に生かすことなど、様々な解釈で用いられる。」
違和感、感じません?