日記 2023.12.10 はやいなー

もう12月も半ば、年末が近い。今年の年末結構憂鬱だ。

最近の自分の意識としては、自分自身のことを善人だと思わない、というか、モラルに即した人間では決してないということを認めることが出来ているような気がする。以前までは、ある種自分はモラリストであり、倫理や正義を人に押し付けるようなことを割と積極的にやっていたように思う。モラルや倫理、規範に即した指摘って、結構結論がすぐに出てしまう。考え終わってしまうのだ。最近はそこから脱出して、もっと基本的な立場に立って考えることができている。分からなさやどうしようもなさは一体どこから来ているのか、何が発端となっているのかを考えている。
そこには倫理も規範も、悪も正義もなく、ただそうあるものとして出来事が眼差されている。僕は、自分のことも、それらの規範から外して考え始めている。自分というモノの属性や、流れのようなものをそのまんま見つめている。

最近自分について考える機会が減っている。人に使う時間がとても多いからだ。単純に一人の時間が少なかったということ。けどこれから2週間くらいは、一人の時間が増えるだろう。なんか、泣けてくるな。一人の時間だとこうやって文字盤を打って何かを残すことが出来るというのは、一人の時間が苦手な自分からしたら、大いなる皮肉だ。いま電車の中で打ってるわけだけど、電車の時間ってほんとに素晴らしい。

日記をまいにち書いていた時期は、すごく孤独だったんだなと思う。孤独って色んなものを生み出すスターターになるけど、本当に苦しいものだ。でもこう、孤独な時に残せるものは残し、そう出ない時はその時間を謳歌する、って感じで、別にどちらかをやらねばならない訳では無いなとも思う。ぼちぼち生きていこう。すごい人は沢山いるけど、俺はバランスよくって感じでいい。孤独は、耐えないといけない時にだけ耐えたらいい。

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