日記 2023.9.14 貫通

クロックスもどきの右足の底が穴あきで、歩いてる地面の質感とか温度が伝わってくるし、雨の日は普通に足がびしゃびしゃになる。コンビニの床とか結構冷たくてわりかしいい。

最近返せない連絡が多くなっている。うちに閉じこもってしまって、目の前に現れる人間に対してフィジカルな対応をとることしかできなくなっている。本来そういうものしかなかったのだろうなと思うと気は楽である。心配して電話をくれた友人がいたが、出たらマンチー状態で、冗長で退屈な投げかけにキレそうになって半ば無理やり電話を切った。向き合わない選択肢というのを最近覚えて使えるようになってきているのかもしれない。人に対して判断を迫られる前に、視界から消してしまう。その手札は有効かそうでないか。わからない。

忙しいとそういう手札は無くなる、存在しなくなる。向き合う向き合わないの選択をせずとも、とりあえず前に立ちはだかる1オブジェクトとして捌いていくものになるからだ。そういうのって、地に足が着いていないと出来ない。一方向からの強い重力によって、他の重力に引っ張られずに済むわけだ。でも今回のやつは、強く現実的なことを考えた結果の揺り戻しのようなものが一時的に来ているだけだとは思う。どうせ返事をしても、そういうものに擦り寄る形で自分の脳を整理する道具として使ってしまうだけだし、それなら返事しない方がよっぽどマシだとなってしまう。

まあこう、ネット空間や、その他の無重力空間に意識を漂わせるのではなく、足を物理的にでも接地させて気がつくことがあるように、横断的だがそれはノマド的ではなく、根を張るように拡げていくのが良いのだろう。外側でなく内側の選択肢の拡充を図らう。これは僕にとって、勉強しないぞ!と思ってしないようにする、とかそういう感じのものだ。

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