アップサイクルのこと。
廃棄物として捨てられているゴミを“素材”と捉え、
自由な発想と工夫で“改(あらた)な価値”をもたせ、
社会・企業の課題を解決する活動であるアップサイクル。
SDGsへの関心の高まりもあり、国内外多くの企業が実践しています。当法人もアップサイクルを主軸に活動しています。私達の考える良い形のアップサイクルについてお伝えします。
わたしがアップサイクルを知るきっかけになったのがスイス発のメッセンジャーバッグブランド FREITAG(フライターグ)でした。
エシカルなだけでなくヨーロッパらしいスタイリッシュなデザイン。
当時(今も)自転車に乗っていた私はいつもバッグを探しており、初めて見た時から今でも好きなブランドのひとつです。
本来大量に廃棄されるトラックの幌。それがセンスと工夫によりタフで使い易いバッグに生まれ変わる。とてもわかりやすいアップサイクルだと思います。
ペットボトルを回収して粉砕し原料に戻し、またペットボトルをつくる。
これはアップサイクルではなくリサイクルです。
原料に戻し、という所がポイントです。
兄姉のお下がり服を着るのはリユースです。
手を加えずそのまま大事に引き継いでいます。
靴下に穴が空いたので、雑巾代わりに床掃除をした。
これはダウンサイクル。
もし靴下がお気に入りだったなら、刺繍で繕ってますます愛着がわいた。
これは立派なアップサイクルです。
このように似て異なる”物を活かす工夫”ですが
どれも地球に優しく、そして難しい事ではなく、
身近で簡単に実践できる事ばかりです。
今GOMITAIJIでは店舗から出るプラスチックゴミを回収して破砕した素材を元に店舗什器を絶賛開発中です。本来廃棄物として捨てられてしまうゴミが、姿を変えてお店に戻ってくるなんて、新しい時代なんだな〜とワクワクしながら試作品を待つのでした。
わかり易いアップサイクルの記事はこちら↓
https://www.asahi.com/sdgs/article/14567291
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