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「愛してる」のハードル

いい夫婦の日に書いた2作目。時差。



ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」を久しぶりに聴いた。

ほんと歴史に残る名曲だ。これ以上の愛情を私は知らない。

貴方のどこが好きと言ってるわけでもないし、一生そばに居てねと言ってるわけでもないのにどうしてこんな愛情を感じるんだろう。
「LOVE」を3個も繋げていて一見甘〜い曲名のはずなのに、どうしてこんな切ないんだ?天才…?

子供の頃、「どうして上手く言えないんだろう」って歌詞に疑問を抱いていた。
なんで?好きって言えばいいだけなのに?ヘタレすぎだろ!!
とか思ってたクソガキである。

今ならその意味が分かる。
分かるけど、説明しろと言われてもできない。

どうもそのような言葉を口にしようとすると胸が苦しくなって言葉が出てこなくて、自分代わりに行けます!とでも言うように涙が出てくる。

友人には軽く「愛してるぜ!」って言えるんだけど、どうしてこうも小っ恥ずかしいような、詰まるような感覚になるのか。

この感情にどんな名前をつけたらいいか分からない。
強いて言うならそうか…これが"愛"ってやつか。(黙れ)

でも冗談抜きで、愛してるからとしか言い様がない気がするの。


この曲は「ねぇどうして〜だろう…」を数回繰り返すんだけど、答えを言わずに終わるのも好きなところ。

これだけ沢山の人に支持されてるってことは、皆大人になってからこの感情を体験したんだろう。
誰かを愛して、答えを知ったんだろうな。
嗚呼、世界って素晴らしい。皆幸せになれ。


「すごく愛してる人に愛してると言うだけで涙が出ちゃうんだろう…」
これに勝る最上級の愛情表現があるか!?いやねぇよな?!?!??(メンブレ)


子供の頃の私へ

A.それが愛じゃよ。愛してるってことじゃよ。

未来で分かる時が来るさ。
それまで何も考えずお外で楽しく遊んでなさい。


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