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リモートワークで見えた、オフィス出社との違い(健康診断)

コロナウイルスの影響から、2020年4月末ごろよりオフィス出社から在宅・リモートワークにシフトして9か月目になりました。

コロナウイルスが落ち着いても、会社のボスは新しい社会に適応するため、と、引き続き在宅化のまま進めていく方針です。

リモートワークになればアクセスを考慮した高い家賃の立派なオフィスを構える必要もなく、オフィス環境を充実させるための福利厚生費も節約することができます。しかし、その浮いたお金は会社のためではなく、社員のために昇給の原資とすると発表して、実際に契約社員も含めて昇給している社員が数多くいます。

そんな中、ある一つの疑問が発生しました。

「健康診断って、交通費は経費でもらえるの?」

労働安全衛生法で定められている企業の従業員に対する健康診断の受診義務です。これまではオフィス近辺の病院で受診していたので、業務中の離席として1~2時間程度で処理できていました。

しかし在宅ワークの場合はどうでしょうか?福岡在住の私にとっては詳しく知らない世界ですが、関東圏では通勤に2~3時間かけて通勤している方もいると聞きます。オフィスに行くわけではないでしょうが、比較的街中に出るまで1時間近くかかる方もいるでしょう。

受信に1時間、移動に往復2時間かかった場合の離席時間は合計3時間、場合によっては4時間も5時間もかかる場合もあります。

有休休暇をとらせればいいじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この指示を出した場合、なんらかのハラスメントになりませんかね?

介護や子育てのためにそこに住まざるをえない方もいるはずです。

新しい社会に適応するため、いち早くリモートワーク化を進めた会社には、健康診断のための長時間(ほぼ1日)の離席を認めてほしいものです。

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