「 セロリ / 山崎まさよし 」
お読みいただき、ありがとうございます。
小学校教員5年目になる、27歳です。
R6.3に退職することになりました。
現在は、療養休暇中です。
退職に至るまでの経緯や感じていることを思いのままに書いています。
前回からの続きの内容となりますので、良ければこちらもお読み下さい。
セカンドオピニオンを両親に報告
セカンドオピニオンを受けたA診療所の報告を、父母にしました。
伝えたのは、主に以下の点です。
父は相変わらず…。
以前の記事にも書かせていただきましたが、父は私が教員を辞めることに反対です。
もちろん、息子が急に公務員を辞めると言い出したら反対するのは無理もないと思うのですが、父の言い分はちょっと違くて…。
私にはどうも納得できず、父にはかなり不信感を抱いています。
もしよろしければ、下の記事をお読みいただき、父と私の確執をご理解いただければと思います…(笑)
セカンドオピニオンの報告を父にしても、案の定、
「性格を改善すれば、もう一度教員もやれるんじゃないのか?」
と言いだします。懲りないですねぇ…(笑)
そこからは、私に教員を続けさせるための話を永遠とし続けていましたが、結局は私のためではなくて、父の中にいる私のためなのだと、もう分かっていますので、よく聞いていませんでした。
すると、どこから話が飛躍したのか分かりませんが、急に私の学校の校長先生に八つ当たりし始めました。
「○○(私の名前)が、『仕事を辞めたい』と思ったときの出来事を、校長が間に入って話を聞いたり、他の先生とも調整ができていれば、こんなことにはなっていなかった。」
とか何とか…(笑)
辞める決断をした私があることないことを言われるのは全く構わないのですが、いわば「学校崩壊」になっている学校を何とかしようと必死に頑張っている校長先生のことを色々言われるのはむかついたので、
「言ってる意味がわかんない。」
と一言、父に向かって言いました。
「自分で、教員を辞めたいと思った出来事を校長先生に話していたのに、何もしてくれていないのであれば、校長先生のせいにするのも分かるけど、そうじゃない。」
「父が校長だったら、職員全員の悩みを余すことなく聞いて、だれも不満のない職場にできるわけ?」
と伝えました。
その後も色々言っていましたが、ちょっと聞く気にはなれず…。
改めて、自分の人生のことばっかりを考えている、素敵な父だなぁと思いました。(笑)
一方は母は…。
父と私の話を横で聞いていた母は、話が途切れると、ぼそっと言いました。
「○○(私の名前)の『性格』は、生まれ持ったものじゃないってことだよね?」
兄弟でも性格が違うように、育ってきた環境等で『性格』がつくられていくらしいので、ドクターから聞いたことをそのまま伝えました。
すると、母は泣きながら、
「そんな『性格』に育ててしまって、ごめん。」
と言いました。
自分の都合が良いように私を動かしたい父とは違い、母は私のことを真剣に思ってくれていると感じ、私も思わず泣いてしまいました…。
教員を辞めても困るのは自分だけだと思っていた私ですが、きっと母も少なからず責任を感じてしまっていたのだろうなぁと思います。
「育ってきた環境が違うから」
きっと、心理学(で合っているのでしょうか…?)的な視点から見ると、私の「性格」は、かなり生きづらく、ストレス耐性のないものだと思います。
少なからず、教員5年目で適応障害になった理由の1つに、私の「性格」があるのだろうということも、セカンドオピニオンではっきりしました。
じゃあ、私自身が私の「性格」を嫌っていたり、両親を恨んでいたりするかというと、そんなことは全くありません。
何か得意なことがあるわけでもなく、何かやり遂げたことがあるわけでもない、28歳で教員を退職するこんな私ですが、仲間やこれまで出会ってきた人には恵まれているということだけは、自信を持って言えます。
そんな人たちと出会えて、関わることができたのは、今の私の「性格」があるからなのだろうと思います。
私がこの先の人生、病まないように「性格」を改善していくことは必要なのかもしれませんが、全部を変えてしまう意識ではなく、自分なりにアップデートしていけたらなぁと思います。
いくら家族の父とはいえ、育ってきた環境は私と全く違くて、「性格」も私とは正反対です。
それが良いとか悪いとかそういうことではなく、これから生きていく中でそんなことはいくらでもあるんだろうなぁと思ったりします。
「セロリ」の歌詞みたいですね…(笑)
金なし、職無し、彼女無し(笑)の私ですが、
自分の「性格」を大切に、相手の「性格」を尊重し、違いを理解して、前に進んでいけたらなぁと感じます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回の記事は、次のステージへ進もうとアクションを起こしたのですが…。
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