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ぼくが大切にしているポンっ!という声がけ【3選】

いかに話しやすい人になるか。
これがぼくのテーマの1つです。

言ってみれば自分自身が商品なので、いかに「話しかけやすい人だなぁ」と思われるかどうかに気をつかっています。

対話の際にも、いかに相手の緊張をやわらげるか。
それをそっと取り除いてあげられる人になりたいものです。

ポイントは、ポンっ!という声がけです。

すごいことを言おうとしません。
無理して笑わせようともしません。

ナチュラルに相手にスッと入っていくひと言。
まるで野球のピッチャーが第1球目に投げるボールのような。
気がついたら流れている歌のイントロのような。

そんなのが理想です。





相手にナメられないようにしよう。

かつてコンサルタントとして駆け出しのころ、そんな風に思っていた時がありました。

口では笑っていても眼はギラギラしていて相手の話にうなずくこともなく、隙あらば突いてやろうというやや喧嘩腰の対話スタイルでした。

ポンっ!という声どころか、相手に圧をかけてしまっていることにすら気がついていませんでした。

ある部下から「ちょっと恐いです」と言われてハッとしました。

「ぼくは相手が受け取れないような豪速球を投げようとしている。」

急に恥ずかしくなりました。
自己中心的で大人気ない・・・。

話しかけづらい人より、話しかけやすい人になった方がいい。
そんな反省と気づきを経て、変わろうと工夫をし始めました。

もし同じ思いをしている方がいたら参考になればと思います。
ポンっ!という声がけ、苦手なんじゃないでしょうか?



できれば、待つのではなくこちらから声がけをするのがいいと思います。

軽くポンっ!という声かけです。

別にこれといった正解はないのですが、ぼくの経験の中でちょっとヒントになる言葉の使い方を3つほどご紹介したいと思います。

①相手を励ましたいとき

「O(オ)」の音が有効です。

「おぉ、今日もがんばってるね」
「よぉ!元気?」
「ほぉ〜すごいね」

「おぉ」「よぉ」「ほぉ」すべて語尾は「O(オ)」の音です。
人を元気づける音なんじゃないかと思います。

軽く笑顔で言うのがポイントです。
相手もフッと笑顔になりやすいはずです。

ちなみに、もし後輩や部下に対して使う場合には明るくかつ、力強くハッキリと言えば励ます音にもなります。

昔から「お手を拝借、ヨォ〜!」とか言いますよね。
「そぉ〜こなくっちゃ!」みたいに。

なんだかすべてのたとえがオッサンくさい気がしますが先に進めます。


②やさしさを伝えたいなら

「A(ア)」ですね。

代表は「ありがとう」「こんにちわ」です。
コミュニケーションをよくしてなんかいい感じに始まりやすいと思いませんか?

「あ〜いいですね」
「うわぁ〜すてき」
「愛してます」

安心、感謝という言葉もそう。
あんしん、あんしんと何度か言うだけで、心がほっとしてきます。
お試しください。


③楽しい気持ちにしたいなら

ズバリ「R(ラ行)」です。

試しに、「ルンルンルン♪」と言ってみてください。
できれば外でリズミカルにスキップなんかしながら(笑)。

一気に楽しい気持ちになってくるでしょう。
子どもと一緒にやると、子どもは必ず笑顔になっています。

いい大人でも「ルンルンルン」あるいは「ランランラン」とラ行を使うと、なんだか気分が高揚してきます。

ホームページで腕組みしているような経営者にも、
「社長、今期はルンルンルン♪ですね。」
「社長、ちょっとランランラン♪な感じがするのですが、何かいいことありました?」


なんてポンっ!と言ったりします。
別に中身がなくても、ラ行を使うと一気に会話が弾みだしますよ。


以上、ちょっと面白くないですか?
カンタンなので、ぜひ試してみてくださいね。

「おぉ」とか「うわぁ」とか「ランランラン」と声がけしている時、じぶんがどんな表情になっているか知っておきましょう。

笑顔になっているはずなのです。

だから、相手も話しやすくなるのです。
結果として、「話しやすい人」になれるのです。


と言いながら、ぼくもまだまだ研究中であり、修行中です。

ポンっ!という声がけ。
一緒に磨いていきましょう。


それでは、またPonPonPon!^^


ありがとうございます。とってもうれしいです。