喉が渇いた時にはもう水は無い

SOFFet
人生一度
名曲ですね。

一回きりって。人生、一回って。
どんなハードモードやねん!って話よなー

初見のマリオブラザーズで2面に到達するか?って話ですわな!

その為にまず親がプレイ前にクリアする為のファーストステップを教えてくれます。十字キーとABの使い方。
学校で先生がキノコとフラワーの必要性を教えてくれます。
先輩が裏技を教えてくれます。地下で天井の上を走り抜けると3つ土管があって…と。
蔵書には先人によるこれから起こる様々な可能性や対処方法が記されています。小説には空想の素敵なお話で溢れていますので、現実逃避には最高のアイテムになります。

そして社会人というマリオ1面のスタートです。

「あら?聞いてた話と違う…」
「習ってません!」
「ハンマーを投げてくるヤツ、ヤバいっす!」

となる。

ハードすぎやしませんか?

常に一機。緑のキノコは出てこない。
赤いキノコも通り過ぎと消える。
踏んだら倒せるヤツにでも横で当たればダメージ。赤いキノコ食ってなきゃ即死。
落ちると即死な穴がそこらかしこに点在。

ハードっすわ〜

それでいて何とかクリアした褒美はピーチのキッス。

キッス!?

自分がしてもらった恩や教えを同じ様に下の世代に伝える義務があり、いい歳になるとジュニアを仕込まなくてはならない。
到底一機で太刀打ちできる所業ではない。
しかし、一機しか無い。
やるしかない。
冗談抜きでどの瞬間も命懸けなのだ。忘れがちだが、無駄にする時間など用意されていないのだ。
なんて事だ。
残酷な天使のテーゼ。
テーゼってなんだ?

いくらコインを集めたとて一機のまま。

縄文時代より前にはコインの概念がなかったそうだが、今はコインで命以外は買える事が多い。
コインで死に辛くする為の補強が可能なわけだ。
タヌキや羽マントのコスプレで空が飛べたり、何でも食べる恐竜を買えたりする。
しかし一機なのは変わりない。
無理ゲーこの上ない。
どんなテレビゲームより難しいのだ。人生は。

19XX年に暴力が世界を制す世界線があったが、その世界線にはならなかった。それこそベリーハードモードだったろう。影でケンシロウが動いてくれていたのだろう。
核ボタンを押すヤツを北斗神拳でヒデブしてくれたのだろう。

ヤバい世界でも、一回きりだとしても、儚くても燃やし尽くす。笑って死んでやる。舐めんなよ!クッパ!!

うおおおお!!

全っ然ちっとも燃えねーw

ラーメン食いて〜

最近ダウナーだなー

アカンなぁ

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