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公認会計士1年目の教科書

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公認会計士スタッフ・シニアスタッフ向け☺ 会計士に必要なスキルを解説
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2020年11月の記事一覧

公認会計士1年目の教科書-大局的視点編(監査法人マネジャー目線)

こんにちは。ゴルファー会計士です。 個人の感覚ですが、監査法人って、かなり体育会系のイメージです。 親切丁寧に教えるというより、先輩の背中をよく見て育て、の文化。 この方針がダメというつもりはなく、メリットとデメリットがあります。 そんな、文化なので、私は、監査法人、1年目の時は、本当に苦労しました。 入社当時はすべてのことが分かりません。例えば、以下です。 何を勉強すればいいのか? 内部統制って何を見ればいいの? 監査の全体像が良く分からない。 自分のやっている

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公認会計士1年目の教科書-監査の全体像

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事の、会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「監査の全体像」を解説します。 なぜ、監査の全体像が大切なのか? スタッフは、上司の指示に従って、仕事をします。 ただ、指示通りに動くだけでは、期待を上回る仕事ができません。 自分の仕事は、監査の全体像のどこの部分なのか?を意識することで、 仕事自体もやりがいを感じられて、かつ、 上司の指示の意図がわかるので、指

公認会計士1年目の教科書-クライアントの業界に詳しくなる編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「クライアントの業界に詳しくなる」を解説します。 なぜ、クライアントの業界に詳しくなる必要があるのか? 理由は、その業界を知らいないと、監査ができないからです。 金融業のことを知らないで、金融業特有のリスクを考えられますか? 三菱東京UFJの監査を、金融業を知らないで、できますか? 答えはできません。 なので、

公認会計士1年目の教科書ーフレームワークを知って、使えるようになる(5F分析等)編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「フレームワークを知って、使えるようになる(5F分析等)編」を解説します。 結論➡フレームワークは早く知って、使う場面をたくさん作っていくべし 理由➡フレームワークは、会社の強み弱み等を整理する最強のツールだから 例えば➡監査では、ビジネス理解のためにフレームワークを活用する。コンサルの場面においても、3C分析やSW

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