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イタリア語への想い③
一昨日はイタリア語に恋した時の話をこちらでしましたが、
私って恋に臆病でねぇ・・・
33歳まで彼氏ができなかったくらい臆病。
だから当然モノにできるなんて思えなかった訳です。
実際トライしないから好きになってもらえぬ状況。
そんな調子で4ヶ月のミラノでの生活を終わりにしたあとに、
モシモシとお付き合いすることになったのですが
モシモシは日本という国が大好きなヒト。
5歳の頃に恋したのは日本製のゲーム、
免許を取って 初めて買ってもらったバイクはYAMAHAの日本製
その次に買ったのはHONDA
プレイステーション、好きなゲームソフトはカプコム(大阪の会社)
その他にもなんかええなぁ〜と思ったら
日本のモノだったり、大好きなお父ちゃん(おじい)は
空手の師範だったのでそれはもう親日家もいいとこ・・・
そんな彼にとって、イタリア語が下手くそな妻というのは全く問題ないらしい。
むしろ、単語や発音や順番や文法を間違えたりすると
「カワイイ〜〜〜」などと言ってくれたりするので本当にヤバイ。
それを聞く度に、保有している罪悪感がシュルシュルきえてしまうという・・・ヤバさ。
そして、彼にとって世界一カワイイ!!!という犬がこちら・・・(隣の赤ん坊はムスメです)
彼にカワイイと言われて喜んだからあかんような・・・
色んな意味で微妙やで・・・にいちゃん・・・
そんな訳で、そういうレベルの日常会話に困らぬイタリア語で生きておる次第です・・・。
でね・・・10数年前に結婚式の通訳という大役を仰せつかったんです。
このブログに詳細は書いてありますが、
**自分を面白おかしくかいておりますけれども、
その時に刺さった**
「こいつ全然あかんやんけ・・・!」**
という空気と呆れきった何百との目達を思い出すと
未だに脂汗をかいてハッと飛び起きることがあります。**
ら〜ら〜〜ら〜〜〜🎶**
とら〜〜うまぁ〜〜♫ **
(結婚式が執り行われたベッキオ宮殿)
で、あそこで一発奮起して勉強していればきっとすご〜い事になってたと思うんですYO!!!
心入れ替えてコツコツ勉強をして積み上げたモノで
何かしらのカタチがあったと思うんです。
でもね〜〜・・・
日々の雑用と言い訳を理由に10年間、逃げ切ってきたわけです・・・
いや、逃げ切ってない。
なぜならまだこのモヤモヤと諦めきれない恋心があるから・・・。
そんなある日、壇珠さんに教えてもらってフォローしていた日伊通訳のマッシさんが素敵な記事をあげておられました!!!
その中で目からウロコだったのは、
満足しないように勉強した方がずっと勉強し続けられる。
「自信と楽しさ」というのは2番目の敵になる。なぜかと言うと、コンフォート・ゾーン (Zona di Comfort) に入るからだ。自由に話せて理解もできる。日常会話では特に困らない。これで行こうと思ってる人を何回も見た。
上達はほぼない。復習も予習もしない。長く考えるとレベルが落ちる。
上達したいなら、政治や経済、新聞記事を読んで「絶対に上達するノート」で書く。
えぇ、イタリアに来てからこの(かなり低空飛行の)「コンフォートゾーン」で満足してきた。
第1の敵は自分で、第3の敵は他人と比べる事、だそうです。
実際に日々イタリア語で日記を書いて
そのあとに日本語でFBに投稿している人がいるのですが、
間違いなく私よりもイタリア語力がある。
かっこいいな〜と思う。
完全にフィレンツェ人そのままの言い回しで方言で
格好良く事業をしながらイタリア中をハイヤーでお客さんを
お世話しているバリバリマンがいて凄いな〜〜と思う。
が、その方らと私を比較しても仕方がない。
私は昨日の私と比較するのが正しいのだそう。
そうよ〜そうよね〜〜・・・
実際他人と比べてその実力が負けても勝っても嬉しさというより虚しさが残るはずだから。
と、いう訳で素敵なノート(Bel quaderno)を今探しています!!!
この恋が少しでも進展しますように・・・。
読んでくださってありがとうございました。
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