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頑張れお爺・モシモシ
明日はいよいよお爺(私の舅)の白内障の手術日です。
この手術の日のために7月から緊張とともにカウントダウンして来たお爺・・・
昔は空手のマエストロで流派のヨーロッパ代表となるはずでした。
美術系印刷会社の社長として、ドイツ語を操りながらバリバリ仕事をし、
終業時間が過ぎると、ヴェネツィア、リヴォルノ、シエナなどにも空手のレッスン指導をするために向かい、イタリアではほぼありえない午前様で家に戻る・・・という生活をしていたそうです。
お爺が教えてもらっていた日本人の先生は当時パリに住んでいて、
彼のレッスンを受けるにはパリまで行かねばならないし、
しかもフランス語で対応しなくちゃいけないのでフランス語も習得したらしい。
ハタチの頃にはイタリアで一番強かったので、ローマの警察本部の警察官対象のイタリアで初の空手の師範として派遣されたとか・・・
なので、性格も見た目もかなり猛者な人生を歩んできたお爺。
最近の話ですが、
道に迷ってしまい通りすがりの人に質問したら
「貴方は軍にお勤めの方ですよね?話し方でわかります!」
と褒められ(?)たそうだ。
そういう猛者だからこそ、自分の体の事には敏感で・・・
手術に対してかな〜〜〜り緊張しているのが伝わってきます。
下からでも同じ窓を開けたり閉めたり、
あっちの部屋、こっちの部屋とウロウロウロしている音が聞こえて来ます。
しばらくは料理もできないかも・・・と、ミネストローネを大量に仕込んでいました。
そんな事をしなくてもやさしい息子の嫁が美味しい料理をしてくれるのに・・・ねぇ。
かくいうやさしい息子の嫁は、その息子に弁当を渡し忘れて
鞄を開けて今頃どれほどにガッカリしているだろうとしょんぼりしています・・・
ごめん、モシモシ・・・
そしてお爺、明日の手術がんばって!
モシモシは手術の付き添いのために会社を休むので明日は
やさしい妻が作った美味しいランチが食べられる!はず・・・(涙)
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