【ゴルフ】ヘッドカバーをめぐる旅
橘です。我が家に新しいキャディバッグが来たわけですが、今回はその話の続き。ヘッドカバーどうするか問題です。長年「別売りヘッドカバー」を使っているのですが、セッティングの都合でキャディバッグがカリフラワーみたいになっていて、クラブが取り出しにくいんですね。それどうしようか?という話です。
ヘッドカバーで渋滞しちゃう問題
前回、我が家に新しいキャディバッグが来た話をさせていただいました。
ツアー用のレプリカ。収納たっぷりでとにかくデカい。それでも解決できない問題があります。私のセッティングでは、ウッド系が7本も入っているからキャディバッグは常にカリフラワー状態。クラブが取り出しにくいわけですよ。
純正のヘッドカバー。最近は袋みたいなタイプが主流になりつつあるみたいですね。
でもこれキライ。シャフト部分を保護してくれないじゃないですか。だから私は「別売りヘッドカバー」を使います。ただ、この別売りはいろんなタイプのヘッドに適合するためでしょう。純正と比べてデカめ。
でもこれがお気に入りで、足掛け6年ほど使い続けています。
というわけで、ただでさえウッド系のクラブが7本と多いのに、そのひとつひとつを「別売りヘッドカバー」にしちゃうもんだから、キャディバッグが大渋滞。それがどんなにむごいことになっているか、新しいツアーバッグに実際に入れてみて検証してみましょう。なおカートに積む前提なんで、パターは考慮しません。
見てください。ユーティリティが4つ並ぶと、別売りヘッドカバー同士がぶつかって左右にワイドに広がります。カートに積んだとき、隣のプレイヤーのクラブにぶつかる。これはダサい。
その解決策として「ニットヘッドカバー」を使っていました。「別売りヘッドカバー」と比べて容積をとらないからです。ダイヤゴルフの廉価版。お手頃価格なので7本(ドライバー、FW2本、UT4本)買いました。しかし7本もボンボンがついていると、それこそカートに入れると毛糸しかみえません。そこで私はUTだけ毛玉を取り外し、もともとなかった番手表示のプラスチックを縫い付けたんですね。
ところがですよ。安いのはありがたいのですが、1年もしないうちに毛玉が発生。しかもドライバーにかぎってはボンボンの自重でお辞儀したみたいに垂れ下がる。これはこれで、やっぱりダサい。やっぱり「別売りヘッドカバー」が使いたい。なんとかせねば。
課題解決に新ニットヘッドカバー導入
まず、くたびれたユーティリティ用のニットヘッドカバーに代わり、新しいヘッドカバーを購入することにしました。アマゾンの評価を見ると、思っているより小さいとの記載がありましたが、しかし、小さいことは私にとってはいいことです。
注文して3日後に届きました。確かに小さいや。
ライト株式会社? 聞いたことないですねぇ。
くたびれてきた旧ニットヘッドカバーはティーで有名なダイヤゴルフ製。それと比べると、明らかに小さいです。さっそくかぶせてみます。
ヘッドを入れるにちょっとした工夫が必要です。ゴム製の箇所がまだ強いので、うまく伸ばしてヘッドを差し込まないと入りません。でもヘッドとシャフトの接続部分まで確かに保護されるので、自分としては十分。
番手の表示はダイヤル式。3・4・5・7・X。6がないんですよ。最近はプロでも6番ユーティリティを使うようになっているのに。なんでなんでしょうね。あと表示のプラスチックとヘッドカバーをつなぐヒモ的なものが長い。長すぎる。でもまぁ許容範囲かな。
はい。準備完了です! それでは実際にキャディバッグに入れてみましょう。
ヘッドカバー組み合わせ作戦発動
せっかく揃えた「別売りヘッドカバー」。購入当時、決して安くはなかったですよ。ただ7本を同時に使うことは断腸の思いで諦めました。「別売りヘッドカバー」と「新しいニットヘッドカバー」の組み合わせ作戦を発動します。
①距離の長いコース用
ドライバー、フェアウェイウッド2 本は「別売りヘッドカバー」にして、ユーティリティ4本を「新しいニットヘッドカバー」にします。残りはアイアン3本(8・9・PW)、ウェッジ3本(48度・53度・58度)、パターで14本になります。これが定番の組み合わせ。これだと、2段目にユーティリティを4本ならべても左右に広がることがありません。うん、いい感じ。
ホームコースであるリバーサイドフェニックスゴルフクラブや、第2ホームコースである新玉村ゴルフ場の月例のときは、これでラウンドします。自分としては「レギュラー」の組み合わせです。
ドライバーとFW用に赤のニットヘッドカバーも持っています。だから、気分転換にこんなセッティングにすることもあるかもしれません。
②距離の短いコース用
ドライバー、フェアウェイウッド1 本(5W)、ユーティリティ4本を「別売りヘッドカバー」にして「新しいニットヘッドカバー」はお休み。3Wは外します。残りはアイアン4本(7・8・9・PW)、ウェッジ3本(48度・53度・58度)、パターで14本になります。
普段は7番アイアンを外していますが、距離が短いコースのときは3Wは必要がないので、そのかわりに7番アイアンを入れるという具合です。でも6番ユーティリティと7番アイアンはロフトが同じだから、飛距離もほとんど同じ。きっとユーティリティしか使いません。
この組み合わせでラウンドするのは、京都大原パブリックコースが該当するような、いわゆる山岳コース。とにかくアップダウンがあるので、3Wのようにキャリーがでない(ランに期待する)クラブの出番はないんですよね。
もうひとつは、単純に距離が短いコース。琵琶湖レークサイドゴルフコースでは、きっとこのセッティングになるでしょうね。
この形の変形として、ロフト6番のユーティリティを抜いて7番アイアンを入れるときもあります。ドライバー、フェアウェイウッド2 本、ユーティリティ3本すべてを「別売りヘッドカバー」。残りはアイアン4本(7・8・9・PW)、ウェッジ3本(48度・53度・58度)、パターで14本になります。ただ、7番アイアンはミスが多いので、ほんとうに時々です。時々。
組み合わせが多いから楽しい
以前はホームコースでラウンドするお仲間からよく突っ込まれました。「クラブ変えた?」。いえいえ、実はヘッドカバーを変えただけなんです。そして最近はそういったこともいわれなくなりました。コロコロ変えるからです。
なんで変えるか。ただ単純に、気分転換だけではありません。ゲン担ぎ。うまくいったラウンドが続いているときは、キャディバッグもヘッドカバーも変えません。しかしどうしようもなくダメなラウンドのあとは変更します。
というわけで、キャディバックとヘッドカバーをめぐる旅はまだまだ続きます。ツラい旅です。でも旅は結果ではなく過程を楽しむものですから。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。多くの人がいわゆる純正ヘッドカバーをもってよしとされると思います。それが普通です。でもそこに手を出すと楽しみ方も広がりますよ。
noteではあまりキャディバックやらヘッドカバーの話を見かけません。ぜひアナタ愛用のキャディバッグ、ヘッドカバーについても教えてほしいです。これもゴルフの楽しみ方のひとつだと思いませんか?
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