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【ゴルフ】朝イチのパタ連ですべきこと~スコア100切りの先へ#35~

橘です。スコア100前後の沼から抜け出し、90台を安定させたあと、さらに80台を出すためには、パットの安定は欠かせません。でも一般人ではなかなか芝で練習できませんよね。だからこそ、ラウンド前の練習が大切。やるべきことは大きく分けて3つあります。

スタート前、練習グリーンに来ました

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やってきました、本コース。待ちに待ったラウンドのスタートです。ロッカールームで柔軟体操を済ませ、併設された練習場で20球ほぼボールも打ちました。カートに乗って1番ティーまで移動。近くには練習グリーン。その日のグリーンの感触を確かめるために、パターを打ちます。ここでポイント。アナタはなにを目的に練習しますか? 時間はせいぜい10分程度。ここでやるべきことは、大きく分けて3つあります。

まず最初にすべきこと。それは「自分が気持ち打ったときに、転がる距離を把握する」こと。要するに基準距離を作ろうという話です。「気持ち良く打つ」というのがいかにも抽象的で申し訳ないのですが、こう考えてください。自分が特段の意識もせず、力を抜いたり入れたりせず、一定のテンポ・リズムで最大距離を打つ場合のこと。おそらく歩測したら10~12ぐらいの距離になると思います。練習は3球打つのを数回繰り返してください。練習グリーンは起伏があるのでいつも10歩とは限りませんが、おおむね登りで10歩ぐらい、おおむね下りで12歩ぐらいかな、という基準を持ちたいのです。

カラーから5mぐらい目安で

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次にすべきこと。それはカラーから打つことです。スコア80台で上がれる人でも、そうそうはパーオンしません。必然的にアプローチが多くなります。ピンまで10Y、20Yであれば必然的にウェッジでのアプローチになると思います。グリーンに近ければなおさらです。

しかしカラーとなると、どうでしょう。芝が薄いからウェッジで打つのはとても難しくなります。こういうときはパターをチョイスしたいですよね。そして、カラーからグリーンに向かって打つ練習なんて、練習グリーン以外どこでもできません。しかし考えてみてください。こういうシーン、一日のうち、何度かあるような気がしませんか? だから、やるのです。コースに来たときしかできないのですから。

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カラーは一般的に50cm程度でしょう。そのギリギリに置いてもいいですし、中間においてもいい。打った時にカラーにどの程度食われてボールの勢いが落ちるか、それを把握するのが目的です。ただ目標がないと集中できないので、グリーン上にはパターカバーを置きましょう。最初に練習した「自分が気持ちよく打てるストローク」でどの程度まで届くか。芝に食われて7歩程度か、そんなことを考えながら。3球を1セットで。

最後に50cm、1mのショートパット

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ラストはショートパットの練習です。練習グリーンにカップが切られていても、利用できるとは限りませんので、目標物はパターカバーを置くので十分。できればスライスもフックもしない、ストレートラインでやりたいですね。ここではショートパットをしっかり真っすぐ打つ感覚を思い出したいからです。ボールにラインを入れている場合は、ちゃんと目標に向かって真剣に置きます。置いたあとに後方に下がって、ちゃんと目標に向かって真っすぐ置けているか、その練習も兼ねています。3球を1セットで数回。そう、壁ドンで打ってください。

全ホール目指すは2パットです

時間にしてわずか10分程度。しかしこれがラウンド中に生きてきます。

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ちょっと長い距離。基準になるのは、最初に練習した「自分が気持ち打ったときに、転がる距離」。思い出してください。10歩? 12歩? まず実際に打つ前に歩測しましょう。そしてピッタリ10歩だったとしたら、その「自分が気持ち打った」ストロークを再現します。短ければ気持ち弱く。長ければ気持ち強く。その程度。その程度でも、距離感が次第に合ってくることを実感できるはず。カラーから打つときもそう。芝で原則する感覚をアナタはすでに知っています。その感覚を頼りに打つ。これだけも大きな違いがあるはずです。50cm以内に寄れば最高。あとは壁ドンでOK。スコア100切りにスーパーパットは必要ありません。どんな状況であれ、2パットが最高なんですから。

ボールに直線を入れましょう

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今の私のエースパターは「オデッセイ オーワークス 2ボール ファング」。いわゆる2ボールの進化系のひとつですね。丸いサークルには、手書きで直線を引いています。なかには最初から引いてあるモデルもあるようですが、このシリーズにはなかったので、書きました。

そしてボールにも線を入れています。

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アナタにもぜひ、油性マジックでボールに線を入れてほしいです。そしてとにかく真っすぐ打つ練習を重ねて、コースにおいても真っすぐ打つことにフォーカスする。フックやスライスの場合は、すこし右を向く、すこし左を向く。それでいい。それがいいんです。

できれば距離感が整うようにするため、アレコレボールを使うのではなく、ブランド・銘柄はひとつに絞ってほしいですね。

いかがですか? 芝の上でパットできる、朝の貴重な時間を上手く使うコツ。ご理解いただたでしょうか? 次こそ、次も100切り。健闘を祈ります!

100切りを安定させるアイデア集

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最後まで読んでいただき、感謝、感謝です。私自身はプロでもないので、技術的には浅い話かもしれません。しかし、自分の体験で得たことを知っていただくことで、多少なりともゴルフが楽しくなってもらえるのではないか、そんな思いで書き綴っています。引き続き、よろしくお願いいたします。


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