【ゴルフ】ティーをまたいで打とう~いつでもスコア80台への道#20~
橘です。いつも90台ではラウンドできるのになかなか80台に到達できないアナタに金言をお届けする本コラム。今日のテーマはティーショットです。あなたはティーイングエリアのどこでティーアップしていますか? ティーマークをまたいでショットできますか? という話です。
左サイドOBに一直線!
今日のアナタは絶好調。ここまでトータルで17オーバーでラウンドできています。ここでパーなら89。念願の80台突入です。緊張感も高まってきました。ティーイングエリアに立ちます。スタートホールや最終ホールにありがちな左サイトOBが目に入ります。さすがにコース外だとOBですもんね。
左を警戒しつつ、センター狙いでショット! しかし元来フック打ちのアナタ。警戒しすぎてボールを捕まえに行き過ぎてしまい、ボールはOBゾーンへ一直線。。。80台を逃す羽目になりました。う~ん。残念。仕方ないですよね。そういうこともあります。。。が、、、しかし。ティーイングエリアでできることがあったはずではないでしょうか?
ティーアップできるスペースは広い
さて、アナタはさきほどどこにティーアップしましたか? いつも真ん中? それでは80台は遠いです。ティーアップできるスペースは、下の図でいうところの緑のスペース。ティーマークを直線で結び、ホールに向かって後方2クラブレングス以内がティーアップできるところですよね。
ところが多くのアマチュアは、スタンス位置までこのティーアップできるエリア内で収めてしまう。すると、どうしたってひだり端は図のようなところになりがち。この位置から右を向いて左に曲げる打ち方が、左サイトOBを回避する一番の方法だと思いますよ。しかし、もっと左にティーアップする方法があります。
そうです。ティーアップできるスペースの外にスタンスし、ボールをいちばん左にすればいいのです。これで右に打ちだせば、左サイトのOBのリスクはかなり軽減されます。
もちろん右プッシュしてラフや林の中に入れるリスクもありますよ。それでもOBよりは絶対的にいい。OBになってしまい、前からドロップして4打目だと、最高でもダブルボギーですが、林の中から脱出に1打かかったとしても、最高であればボギーで収めることだって可能だからです。
またいで構えるの、怖い?
いやいや、そうはいっても打ちにくいですよ、そんなのプロだからできることじゃないの? アナタはそう考えるかもしれません。でもやってみてください。意外と簡単なんです。やればわかる。どんな目線になるか、ちょっと写真を撮ってみました。
ティーマークの大きさにもよりますが、構えてみたら、こんな感じです。
後方から見たらこんな感じです。いやどうやったって、ティーマークには当たりません。問題は視界に入る違和感だけなんです。そしてそれは練習すれば気にならなくなります。
ゴルフ練習場で練習するのは無理なので、最初のうちはボールを身体に近いところにいくつか置いて打ってみるというのはどうでしょうか? そして慣れてきたら、実際のコースで試してみましょう。左サイドギリギリに立つと、右サイドを広く使えることができることに気が付くはずです。
そしてこの対処方法、なにもフック打ちの人に限ったことではありません。
この記事でボールを積極的に曲げて打つ話をさせていただきました。そのときにボールが曲がる状況は9種類しかないというお話をさせていただいています。
いままでお話ししたフック打ちの対処としては【3】が当てはまります。そしてアナタがもしスライス打ちのゴルファーであるなら【7】が該当します。つまり、左サイドに立つことによって右サイドが広くなる。だから左サイトに立って左に打てば、右のOBは回避できるよねっていうことです。
いかがでしたか? ティーマークをまたいでティーショット。ぜひ次のラウンドで試してみてください。
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最後ご覧いただき、誠にありがとうございました。私自身は単なるサラリーマンゴルファーでしかないのですが、引き続き思いついたこと、教わったことなどを書かせていただきます。引き続きのご愛顧、よろしくお願いいたします。
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