未来を変える科学的意思決定を可能にする「TOCスループット会計」
制約理論(TOC)の中でも特徴的なのが「スループット会計」の考え方です。
このスループット会計を理解するための3つの指標が下記です。
・スループット(TP)=販売を通じてお金を作り出すスピード(速度)
・在庫(I)=販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金
・業務費用(OE)=「在庫」を「スループット」に変えるために費やすお金
同じお金を使う「在庫」と「業務費用」について、「ザ・ゴール コミック版」の登場人物、矢沢あすかはその違いを次のように説明しています。
「お金を払って得たもののうち、売れるものが在庫、売れないものが業務費用」
さて、スループットを増やすために重要になるのが、ボトルネック(=希少リソース)の概念です。
詳しくは動画をご覧いただければと思いますが、制約能力に集中して改善を行うと、制約能力の改善割合以上に、スループットが向上します。
何故そうなるのか?
それはぜひ動画をご覧ください!
<このコラムの筆者>
若林計志 (Kazushi Wakabayashi)
予備校のカリスマ講師の衛星授業のあまりの面白さに大きなショックを受けて以来、下手な対面授業より、一流の映像授業の方が絶対に価値が高いことを確信。世の中に蔓延する「つまらない授業」「眠たい勉強」の撲滅を目指し、読書会からシンポジウム、MBA/ビジネススクール(大学院)まで、世の中のあらゆる教育・学習をデジタルコンテンツ化してきた。