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「ニトリ」似鳥昭雄CEOの売場づくりの視点【がっちりマンデー】
最近ニトリのグッズで家の整理整頓するのが趣味な、みつこです。
「がっちりマンデー」というビジネス系のテレビ番組があるのですが、
そこで、「社長が社長のカバン持ち」をして、そこから学ぶみたいな
企画があるんですよ。
それが面白かったので、ちょっと所感がてらご紹介です。
内容は、ニトリ社長が、ニトリ池袋店を視察する場面です。
順番にフロアを回って言って、売れていない商品を聞くんですよ。
社長「これは(週に)いくつ売れているの?」
店長「11個です」
社長「11にしてはこれだけ並べたら採算合わないんじゃない?」
棚の使いすぎだね。2段もいらないから、1段にまとめてしまえば、
あと3,4割は別の商品が入れられる」
といって社長自ら商品を移動させる。
社長「こっちはなんぼ売れんの?週15個?」
「ここ何個あるの?正面に15個あって、後ろもあるから30個でしょ?」
「毎週補充あるんだったら1週間分だけ持って売り場半分にしたらいい」
「家賃だけがかかってんだよ。その分他のところに負担かかるでしょ?」
みたいなやり取りがあるわけです。
ここから私が学んだのは、
・実際に売れている数を押さえる。
・売れる量と、展示の広さを合わせる。
こう考えると基本的なことですが、商品数も多く、広い店内で、それを
きめ細かくやっていくって大変なことと思います。
似鳥社長は、
「数字で示す」
と言っていましたが、事実に基づくオペレーションって、小売業では
特に大切ですね。
ペット売場では、
社長「ここあんまり売れてないんでしょう?坪あたり年間売上は?」
店長「??3万円です」
社長「あーダメだなあ。影で見えづらいね。こっち(一番目に着く場所)にもってきたらどうだ?」
「トライ主義でさ、それで売れなかったらもうやめた方がいい」
こんな会話もありました。
ここから私が学んだのは、
・思ったように売れない商品がある
・売れない理由が商品にあるのか、展示にあるのかを見極めないと、打ち手を間違える
ということです。
小売業応援隊のみつことしては、似鳥社長が視察に来てくれる貴重な機会を待つことなく、各店舗、各現場でこういう事実に基づく改善をリアルタイムで続けていけたらなぁと思うのです。
実はそんな方法があるのです。
秘訣はAI在庫運用ソフトのOnebeat(ワンビート)の活用。Onebeatならば、店舗ごとSKUごとに適正在庫数わかります。だから今より棚を広げるのが良いのか、狭めるとよいのかをすぐに数字で判断できます。ローカルヘッドという、ある店舗では売れ筋になのに他の店舗ではあまり売れていない商品もすぐにわかるので、売れている店舗のディスプレイの工夫を共有すれば、他の店舗でも売上があげられる。こんなことが、経験とデータ調査という属人性あるものではなく、DXとAIの力ですぐに分かるようになり、ますます店舗改善そのものの知恵を絞る方に時間を使えるようになるんです。
似鳥社長のようなすごい人は論理的に考えて改善すべきことがその場でわかる。ただ全店舗、全SKUを毎日見て回ることはおそらく似鳥社長にも不可能でしょう。
小売業応援隊のみつことしては、是非多くの特に多店舗展開している小売業の皆さんにOnebeatを活用していただき、誰でもできる数字ベースの店舗改善をしていただきたいなと思うところです。
Onebeat に関するお問い合わせは
https://www.1beatjapan.com/