アシンメトリーな日記:18日目
3年生を送る会
中2になり、わんぱくさにも磨きがかかっていく。
ミスチルのライブ、学校でも先生や同級生を笑わせ、部活ではレギュラーに
はなれないものの、じゃんけんが強かったために、背番号7番を背負ってい
た。(ここでもクジ運が良い。笑)
※試合の時は、出れなかった日が多かったので、レギュラーが僕のユニフォームを持っていた。笑
そして、周りの友人も学校に慣れてきて、充実で楽しい日々を送っていた。
そんな中学2年生も、正月を迎えたらすぐに春が来て、3年生を送る会の準備が進められていた。
恒例行事で、2年生全員で3年生を送り出するために合唱をするため、体育館で何度も練習を重ねた。
合唱の列をなして並んだ僕の前に、1年で同じクラスだったなおとが居た。
1年の頃、彼とは同じクラスで、それ以来に再会だったこともあり、テンシ
ョンが上がって、後ろに位置していた僕はげんこつで頭を叩く、背中を押す
などちょっかいをだして遊んでいた。
全体練習も終わり、各教室に戻ろうとしたとき、直人が待っていた。
と、次の瞬間
さっきのお返しと言わんばかりに殴られた。
その拍子に口の中が切れてしまい、驚きとともに戦意消失。
とっさに口を洗いにトイレに駆け込んだ。
そして悔しさで涙があふれてきた。
今振り返ると、自業自得でイーブンという結末だけど、当時は殴られてしま
った事がイコールで負けたと感じていて悔しかった。
次の日の朝起きても、もちろん口の中は切れていて多少晴れていた。
その日はテスト週間明けで、2週間ぶりの部活の日だった。
しかし僕は口の中が痛く、喧嘩して負けたと思い込んで凹んでいたから、部活には行かなかった。
部活に行かないと家に居てもやることがないので、何気なく自転車で本屋へ向かった。
そして事件は起こる。
今回はここまで、
それではまた、あす!