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2024年11月30日の障害レース 中山8R イルミネーションジャンプステークス


各馬予想


1.アサクサゲンキ

 ミスターイルミネーション。中山はJGIを除けば(0-4-0-2)で、馬券外したのは稍重・重のペガサスJS。良馬場なら、過去2着3回のこのレースと今年春のペガサスJS2着で、連は外してないし、ここ2走は3着以下は大きく離している。
 去年の秋からまだ強くなってそうな印象がした1年だった。今年こそ。ただ気になるのが、大体2連戦で一旦区切り付ける馬が、今年は厩舎解散の影響もあってかまさかの3連戦。今年はここを使わずに、有終の美を飾るために小倉ジャンプステークス全力投球だと思ってたので、いつもと違うローテなのがどうか。叩いた方が良い馬なのではあるけど。
 この馬より内にいる馬のほとんどが、そこまで出していかなかったりスタート遅い馬達ばかりなのも、ゆっくり内に入っていけそうな利がありそう。


2.ヴァレッタカズマ

 春の新潟オープン勝ちまでは、確り上がり出せててどんどん強くなってる感じだったけど、東京ジャンプステークスは仕方ないにしても、秋3戦は少し物足りない感じで、前走は飛越で遅れるシーンも。
 その前走よりは障害数は2つ減り、連続障害ではなくなるので、飛越の部分は平地区間でカバー出来れば。小倉走れるなら中山もいけるという自論もあるので。
 好調高田騎手。周りがそこまで出がよくない馬達ばかりなので、主張すれば前目内ラチ沿いを狙えそう。


3.サンマルグレイト

 今回のメンバーで数少ない中山好走実績持ち。結果的に前走が好メンバーでの未勝利勝ちになってるけど、やっぱり時計遅いのは気になるし、飛越の巧さで勝ったというのが、スリーケイエヌみたいな感じがする。
 障害レースでの好走のほとんどが稍重で時計かかる馬場。大外枠も気になる。


4.ザレストノーウェア

 乗りにくい馬にレース直前の若手への乗り替わりは仕方なし。その中でも一応は上がり最速だせてたのはまあ良かったかも。
 ここを叩いて中1週でというのが予定されていたものであるなら、叩いて面白そうだけど、テン乗り江田騎手が乗りこなせるかどうか。今年頭の新春ジャンプステークスでは、乗り慣れた蓑島騎手でも、勝負にならない後方でそのままだったし。 


5.スピアヘッド

 前走は比較的前残りのレースを、ゴチャ付いた馬群を捌きながら追い上げての5着だから、上位では結構しんどい競馬をしていたと思う。
 障害ではずっと終いは出せてるし、乗っていた石神騎手が本場向きという進言での参戦で、京都に行くものだと思ってたのが遠征を嫌ったのか自信があるのか此方に参戦。まあでも、当の本人が継続騎乗するのであれば面白そう。


6.タンジェントアーク

 唯一中山で勝った実績がある馬で、一年前も穴で狙うファンが多かった。前走60kgでも、ダントツの上がり最速で追い込んできてるし、着実に力をつけた今年は違うところを見せられるか。
 去年よりは着いていきやすそうなメンバーになったのも良さそうで。


7.テイエムナイスラン

 前に行きたい馬が少ないので、単騎逃げかつほったらかしにされればあるいは、という望みはあるけど、前走スタートから出していかずに後ろからの競馬をしたのが何かよくわからなくて、控える競馬を覚えさせたいというのであれば、一応後ろから終い脚使える馬は少なくないから、勝負になるかは微妙だし、井上騎手でなく五十嵐騎手に変えてきたのも、前走控えたのがより不可解になる。
 ちょっと手が出せない。


8.ニューツーリズム

 好きな馬。去年はテン乗り草野騎手で、出遅れて後ろから飛越ミスも絡んでレコードペースの流れに乗れず、それでも持前の豊富なスタミナで追い上げて、それなりの上がりを出して3着争いまで持ってこれた。前でブリヨンカズマが落馬して、人馬を避ける不利があった馬は結構いて、タンジェントアークも一応は不利がある事にはなっているけど、一番の不利を被ったのは、本当に目前で落馬して外へ膨らむ動作が顕著だったこの馬だと思う。 
 出来れば伴騎手に乗って欲しかったし、固定障害成績を思えば小野寺騎手は不安が増すけど、このコンビでも結果出せてたし、スタート決まれば。
 その意味では、外に同じ様に出が速くない馬が並んでるのは良さそうで、行こうと思えば内ラチ沿いの前目を狙えそうなのはチャンスだと思う。


9.ネビーイーム

 1年前のJGI挑戦から、阪神スプリングジャンプは最終障害の着地ミスがなければもっと結果良かっただろうし、4月福島は大障害ローテの疲労で仕方なし。
 そこからの近2走が、一応好走続いてるとはいえ、気になるのは序盤の位置取りが悪い事で、前走は出遅れもあった。この馬の内には、そこまで前に行かなさそうな馬達が並んでるので、出遅れると押し出される形で外を回らされそうなのが危なっかしい。前向きさに欠けるとか、気性面について言われてきてるのが不安で、そこを織り込んでテン乗り小坂騎手が上手くエスコート出来るかどうか。


10.パーリーブラック

 マイブームのキタサンブラック産駒。飛越や気性が多少怪しくても身体の強さや体力的なもので何とかしてきてしまうし、この馬もエコロデュエルみたいに、あれよあれよと成長していくのかもしれない。
 小倉と中山はリンクするという自分の中の考えから、初の中山でも楽しみあるし、キタサンブラック産駒マイスター草野騎手、ここでも上手く乗りこなせるか。


11.ピーターサイト

 昇級初戦でレコードペースを確り追走出来ていて、最後突き放された相手を思えば十分だし、序盤に不利がありながら同じパフォーマンスをしてヴァリアメンテに先着出来る馬が、今回の相手にどれだけいるか。


12.プラチナドリーム

 復帰してから徐々に良くはなっていて、前走は好メンバー相手に上がり最速で3着争いに加わるところまでこれたけど、如何せんムラがあり過ぎて、前に行けたとしても終い負けするし、かなり乗り難しそう。
 かかる馬は中山でってのはあるけど、そういう気性難ではないからなあ。


13.レディステディゴー

 好きな馬その2。宗教上の理由で人気の無い時は必ずヒモに置いておきます。


印と買い目

 本線は印上位5頭の組み合わせ。
 △で確り買うのはタンジェントアークとヴァレッタカズマ。
 ネビーイームは◎がとんでハネる組み合わせになった時に拾えるようにの保険のつもりで。ガミってもしゃあない。

◎アサクサゲンキ
○ニューツーリズム
▲スピアヘッド
★ピーターサイト、パーリーブラック
△レディステディゴー、タンジェントアーク、ヴァレッタカズマ、ネビーイーム

3複フォーメーション
◎○ー◎○▲★ー印


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