2024年7月27日の障害レース 新潟9R 新潟ジャンプステークス


各馬予想

1.ウインチェレステ

 推し騎手が乗る将来有望な馬。昇級2戦目で、スタンド前の障害でバランスを崩したり、道中ひっかかり気味の追走だったりしてたのに、去年このレースの上位勢を上回る脚で追い込んでこれてたから、3戦目で更に上積みあれば。
 ただ、その上位との斤量差は無くなるので、その差を埋められるか。

2.エンデュミオン

 前走立て直しは上手くいったようで、2走前以外は大崩れ無し。新潟は平地で(1-1-0-2)で実績ある。
 ただ、初の置き障害もだし、唯一大敗した2走前と同じテン乗りになるのが気になる上に、乗り替わり先が、最近結果出せてない小野寺騎手なのがどうか。その2走前と同じ様に、ホッコーメヴィウスあたりが作る淀みないペースになりそうなのも不安。

3.サイード

 新潟は(1-2-0-0)。早くから強敵相手ばかりにぶつけられてきてて期待されてる1頭のはずで、2走前は重賞勝ち馬2頭相手に接戦で、力は付けてきてるはず。
 ただ、前走の敗因で熱中症というコメントが出てたのが気になる。1年前の夏の新潟で勝ってるから、夏競馬は大丈夫とは思うけど。
 後はテン乗りと、この馬もエンデュミオンと同じで、前走三木ホースランドパークの競馬を前に行ってタレてしまったのが気になる。

4.サクセッション

 去年の〇。前走は障害の難易度トップクラスの京都ハイジャンプで飛越拙くなってしまったのは仕方ないし、小倉3390mぐらいであれば確り跳べるぐらいの力はあって、テン乗り石神騎手も、この中間で飛越巧くなってると感触持ってるみたいなので、今年もチャンス十分。

5.サペラヴィ

 去年の△。新潟巧者振りはメンバー随一かも。
 前走は途中から自分でペース握って押し切り勝ちの強い競馬で、1年前よりも力付けてる感じがする。
 後は、ニューツーリズムが前走は新潟3000超えではかなり負担になる62kgを背負っていたので、その差が無くなるのと、今回はホッコーメヴィウスがいる事でどうなるか。

6.ダイシンクローバー

 叩き良化型の馬で、期待した前走は比較的前残りの中で差して来れず。
 上がりがかかる競馬の方が合うので、開幕週の新潟はどうか。中村騎手に代わって前目意識してのポジション取りして、去年みたいなレースになれば面白そうだけど。

7.トライフォーリアル

 暖かい時期が良い馬なので、冬の阪神の大敗は過度に気にしなくていいのだけど、去年春の勢いは落ち着いて、最近は重賞の善戦マン止まりになってる。それでも凄いし、きっかけひとつで上位に食い込めるから強いのだけれど、新潟は初めて。
 置き障害は何気に福島で勝ち上がって以来で1戦1勝。実は置き障害の方が良かった、というのであれば、東京重賞で3着になる実力は持ってるから面白いかも。
 ただ、中間の状態はまだ仕上がり切ったという感じではないみたいなので、その実力を発揮しきれるかは。

8.ニューツーリズム

 好きな馬で去年の◎。
前走は、新潟3000m超えになると、一気に成績悪くなる62kg以上の斤量を背負ってなお3着に踏ん張った。
 この1年間、いろんなコースを斤量背負いながらも、確り脚を使えてて、サイードやエンデュミオンが脚を無くした三木でも差してこれてるし、結果出せてない渋った馬場の東京ハイジャンプでもジューンベロシティを凌ぎ切って、2走前の小倉でもブラックボイスやジューンベロシティと好勝負。
 60kgで、他馬とのディスアドバンテージが無くなって、得意の新潟。この1年間頑張ってきた苦労が報われて欲しい。

9.パトリック

 新潟巧者。前走サペラヴィに完封され、ニューツーリズムとは斤量差が無くなり、ホッコーメヴィウスとは初対戦でも崩れずにいられるか。
 そこは名手森一馬。何か手は打ってくるはずだし、前々に有力馬が押し寄せるような力づくの展開なら、後ろでそれを見て漁夫の利で差してくる手を取ってきそう。

10.ホッコーメヴィウス

 この馬のペースメイク次第で、今回のレースの色が大きく変わりそうで、カギを握るのは、ペースメイクして逃げる事をあまりしてないと思われる小牧騎手。
 跳ばせるのは十分一流だから、先週のジローみたいに、気分良く行かせて綺麗に跳ばせる事をミッションにするなら、他に脚を使わせるようなペースを刻まずに淡々と進みそうだし、この馬の走りは何度も同じレースで体感してるなら、そのペースでレースさせるだろうけど、それをいざ自分が作るってなった時に出来るかどうか。 

11.マイネルヴァッサー

 ニューツーリズム以上に、酷量から解放されて、叩いて2戦目でどこまで良くなっているか。かなりのハイペースになれば出番ありそうだけど、ここ2走は、本来大崩れした事が無い条件だったのに掲示板を外してしまい、流石にしんどくなってきたのかなという気がする。
 新潟でもOPで連続好走した事があるので、全くダメというわけでもないと思うけど、この馬の良さを知って活かしてくれてる相棒の小野寺騎手も乗れないので。

12.リレーションシップ

 新潟で勝ち上がり、まだ底らしい底見せてなくて障害4戦目。ウインチェレステ同様魅力大きい馬。
 だけど、前走が逃げたロンギングバースや、テイエムタツマキにフロールシュタットとほぼ同じ上がり止まりだったのが気になる。まだ今は、展開や乗り方次第で何とかという感じがするので、好調高田騎手の手腕に期待。

13.ロンギングバース

 2走前が結構良い好時計勝ちで、前走も昇級初戦でいきなり見せ場十分の逃げ粘りを見せられたので、結構力付けてきてるのかなと面白い1頭だけど、2750mで逃げ粘れなかったというところは、距離延長で相手大幅強化かつ同型多くなるのはやっぱり不安が大きいよね。

印と買い目

◎ニューツーリズム
○サクセッション
▲サペラヴィ
★ウインチェレステ、ホッコーメヴィウス
△リレーションシップ、パトリック、サイード

3複フォーメーション
 ◎〇▲ー◎〇▲★ー印


いいなと思ったら応援しよう!