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マッチングアプリ大戦記 episode20
「20人目 Nさん アラサー 従妹似 ペアーズ」
なんと初のバツイチ子持ちとマッチング。普段はバツイチ子持ちとはマッチングしないようにしているので、完全に顔補正が入っていました。久しぶりの美人で心が躍っていました。
メッセージが驚くべきほど速く、仕事してんかってくらい疑うくらいの速さ。メッセージの段階で割と深い話までして、同い年で小5の子供がいるということ。印象としてはかなり好き嫌いがはっきりしていて、我が道を行くタイプ。
住んでいるところが近かったが、相手の家の方が近い有名な飲み屋でランチをすることになった。
当日、太宰治の「人間失格」を読みながら約束の時間になるのをカフェで待つ。本に夢中で周りが賑やかになって初めて、時間が近づいた事に気付いた。
対面、綺麗なのにかなりカジュアルな格好で好感を持てた。普通にそして久々にドキドキしていた。とりあえず向かい合って座り、肉がたくさん乗った丼を頼み、彼女はマグロ丼とそばのセット。
メッセージのやり取りをやり過ぎたせいで、当たり障りのない話題しか話せん。緊張しているせいか、楽しくもない。食欲の波があるらしく、マグロ丼に手をつけなかったので、ごっそりもらう。
デザートのアイスは食べられるらしい。どこか気まずい雰囲気が流れ、食後のお茶を飲んだらもうお店から出たくなった。謎に全額おごりを譲らず、一銭も出させてもらえなかった。
その後、2回目のアポの約束もしたけど、お気に召されずに、徐々にフェードアウトされました。メッセージではグイグイ来たのに、会ったらなんか違ったのかもしれないね。僕にも多々そういうことがあるように、相手にもそういうことがあることを学ぶ、いい機会となりました。