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自己紹介のつづき

前回の自己紹介でYogaに対して
「すごく憧れているのに、気が向かなくてやっていなかった。」の理由をお話ししてみようと思います。

それは、10年ほど前に、知人から「今世で病気だとか不幸な事が起こるのは、前世に悪い行いをしたから。それをYogaではカルマの法則って言うんだよ。Yogaをするとそのカルマが解消されるんだよ。」と言われた事で、Yogaに対してちょっと間違った認識を持ってしまった(いや、色んな捉え方があるので全て間違いという事でも無いとは思うのですが…)事が原因で、Yogaに対してネガティブな意識を持ってしまい、気が向かなくなってしまった様に思います。

Yogaを学んだ今なら、その人が「カルマ」についてちょっと間違った解釈をしてるなって分かるのですが(カルマは「輪廻」や「運命」や「宿命」と言った捉え方をするものでは無く、Yoga哲学のカルマのコンセプトはもっとシンプルで身近なものです。)

無知だったその時は、その方の話を鵜呑みにしてしまい
「Yogaのカルマの法則って、なんか意地悪な考え方やなぁ!でもこちとら前世たりとも悪い事なんかしてないもんね!私の魂はただ無邪気なだけで、今世でこの病気の体験も苦しみすらも体験したくて楽しんでるだけなんです!」と独自の解釈を信仰し、その方の思うカルマの法則は一切受け入れようとしない頑なな私がいて…、そして遂には「こんな考え方しか出来ない私はYogaに向いてないのかもしれない…」という結論に至ってしまうまでに…。

そこに加えて、私はその頃は今よりも、持病のSLEの症状が色々と出ていて、特に関節痛への心配が大きくあった事もあり、アーサナを行うYogaではなく、
ただ笑うだけで健康効果を得られる…というコンセプトの、『ラフターヨガ』というものに惹かれていってしまうのです。(ラフターヨガについてはまたいつかお話ししますね♪)


そしてその頃、また別の方に勧められたアーユルヴェーダの1日講座に参加してみるのですが、そこに参加されていた人達は、いかにもYogaをしています!な雰囲気の人達がほとんどで…
私はそこで何故か萎縮してしまい
「うーん…もしかしたらアーユルヴェーダを学ぶ事は、私にはまだ早いのかも知れない」と腰が引けてしてしまって、自分から遠ざけてしまうのです。

でもそれから7年の月日が経ち、今から約3年前にまたアーユルヴェーダと再会する事ができました。

最初学んだ所では「アーユルヴェーダって。やってはいけない事が多くてなんか心がちょっとキュッと苦しくなっちゃう感があるかも…」と感じたりもしたり…で。。。

おそらく人間誰しもそうだと思うのですが、初めて経験する事には、心ときめいたり戸惑いが生じたりするものなので、もう少し自分の暮らしに取り入れて様子を見るためにも、ちょっと別の先生からも学んでみよう♪と思い立ち、神戸アーユルヴェーダの浅貝先生の下へ…

するとなんと言う事でしょう!
とても優しいのです。
先生を通して見るアーユルヴェーダの世界が…

そして自分を大切にしているつもりでいた私でしたが、そんなのまだまだ序の口で、もっと自分を大切にする方法があったんだな〜と、アーユルヴェーダの奥深さに眼が開いてゆくのです。

そして、アーユルヴェーダのオイルマッサージは、体を緩め、脳にも心にも浸透し、意識やエネルギーを巡らせていってくれたのか、考え方までも柔らかくしてくれて頑なさを解いてくれた様で…

「いや〜、確かに前世で私、悪い事してたかもしれないよね〜。パンが無ければケーキを食べればいいじゃない…とか言いかねない気もするかも〜」なんて思える程に、心が緩まり柔軟な反応が出来る様になってきたんですよね。

そしたら、自然とYogaに対しての抵抗感も無くなり、意識も変わり「やっぱり魂が本当に望んでいる事、やりたがっている事をやってみよう♪」という前向きな気持ちに変わっていって…。

心と体ってホント繋がっていますよね。
身体をケアしてあげて、身体の状態が変わる事で心にも変化が起こる。

と言うわけで、無事、昨年秋からYogaを学び始める事が出来て今に至っています。

こうして振り返ると私にとってYogaもアーユルヴェーダもスタートするまでとても長い道のりでした。

もっと早く始めていれば良かったのに!とも思いますが、アーユルヴェーダにはこんな言葉があります。

【アタートからのスタート。
 準備が整った時が始まりの時。】

そう。今やっと私の学びの準備が整ったのだと思います。だからこの今が私にとってベストなタイミング、ベストなスタートの時なのだと思います。

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