メンター活動振り返り(1月)
人材育成プログラムでクラス担当になって1ヶ月、怒涛の1on1ラッシュをしましたので振り返りです。
実績
1月の1on1は合計20回でした。壁打ち会のようなものにも何回か参加したので、まぁよしとしましょう。12月までは3ヶ月で6回だったので、回数は1ヶ月では頑張った方かな。
複数回話してくれる人もいたので、引き続きフォローしていきたいと思います。
サポーターの役割を担うようになって、3年目になります。昨年、一昨年もそれなりに頑張ったのですが、自分が何かの影響を与えられたという実感は正直あまりありませんでした。今年は、これまでの経験を活かして少しは成長したかな。
意識していること
1人1人の変化に注意を払う
1on1だけでなく、Slackのコメントには必ず目を通すようにしています。過去も同じようなことはしていたと思いますが、より1人1人の思いを、感覚を、考えていることを、行動の変遷を意識して見るようにしています。全部を分かりきることはできないですが、過去はある程度その時その時の投稿を分断してみていたように思います。より1人1人の方に興味関心を持つよう心がけています。
1on1ではざっとで良いので、自分のことをしっかり知ってもらう
先日読んだコーチングの本でも、最初にしっかりと自己紹介をする、と書かれていました。過去は自身の自己紹介を侮っていた気がしています。自身がどのようなキャリアを歩んで、何を考えているのか、自己紹介をしていても所属とかざっくりした話しかしていませんでしたが、今回はプログラム参加者の自己紹介シートも活用して、裏にある想いなども最低限わかるように話しています。
1on1は基本的に申し込まれて受けるのですが、相手も私がどんなことを考えているのか、何を話せば良いのか不安な状態で参加されていると思います。しっかりとした自己紹介を通して、人となりがわかれば、その後の会話もスムーズになることを実感しています。
ちなみに、上記自己紹介シートは、自己紹介を1ペーパーで画面上でできていることと、将来の夢や思いなどを書ける部分もあり、非常にウケが良いです。
受け手1人1人が関心が違うので、自己紹介シートに基づき質問を受けるのですが、そこ興味あるんだという観点を聞かれることもあり、助走をうまく取れていると感じます。
肩の力を抜く
そうはいっても私は起業家ではありません。新規事業のアイデアを持ってくる人に対して、偉そうなことはあまり言えない。アドバイスに固執せず、自分の思いとして、自分の経験として伝えることを意識しています。昔はアドバイスしないと、でもあまりアドバイスできないし、とちょっと肩の力が入りすぎていたように思います。
所詮は短時間の1on1。私との1on1で人生が変わればそんなに簡単なことはありません。でもそんなわけない。色んな方と1on1したり、講義も凄まじい講師陣からの話、周りの受講生の活動、1人1人、日々色々な刺激の中で考えています。それでもモヤモヤしている人がいるのであれば、それを自分の1on1でなんとかしよう、なんとかできるのでは、となると、空回りしてしまいます。
とは言え受け手に伝わることを信じて話す
ですが、投げやりに1on1することはありません。私は私なりに、この数年新規事業開発、社内変革、マルチ商法の課題解決など、様々なことに取り組んできました。
その中で感じたこと、ぶつかった壁、それに対応してきた想いは、言葉に乗っているはずです。とにかく全力で、思ったことを伝える。例え自分の独り言のようであっても、話す。稀に相手の反応が変わることがあります、ちょっと伝わったのかなと、嬉しくなります。
最後には宣言を
最後に、宣言をしてもらうようにしています。実際にどのような想いで宣言するか分かりませんし、宣言しても動かない人ももちろんいます。ただ、ちょっとずつ約束をすることで、自ら変わる、行動する気持ちにつながってほしいです。
嬉しい反応
1on1した後の反応って結構分かりやすいです。
直接メッセージでお礼や決意を話してくれる人、その後わかりやすくアドバイスに応じた行動をとってくれる人、私と1on1したーと言って発信してくれる人、様々です。
なんらか一言でもいい、届いた言葉があって、それを基に行動が僅かでも変化してくれるならば、これほど嬉しいことはありません。そうした反応を見逃さず、引き続き応援し続けたいと思います。