人の役に立ちたい
今日は仕事を休みました。時期が時期だったので。ボーっとする時間がほしかったです。
ということで?FODで配信されたドラマ『1リットルの涙』を見終わりました。
不治の病にかかり、できないことが増えていく。でも、書くという自分にできることを一生懸命最後まで全うする様子が描かれていました。病気を患った本人以外にも、周りが葛藤する様子、お互いを思いやる気持ち、一人ひとりが影響を受けて考えて変わっていく様子、など様々な思いが伝わってきて、本当に素敵なドラマでした。毎回心が揺さぶられました。
何より心に残ったのは、『人の役に立ちたい』という強い想いでした。
私の自己満含めた記載の多い本noteですが、人の役に立ちたい、という思いは私の根底に強くあります。どんな形かは分からないですが、誰かの役に立つように、引き続き頑張ります。
インタビューを踏まえて改めて振り返る
『マルチ被害をなくす会』を立ち上げてからこの3月で2年が経ちました。先日インタビューを受ける機会があったのですが、色々ありすぎてあまりうまく伝えられませんでした。言語化が不十分です、反省です。でも、思い返すと色々な取り組みに挑戦してきたなと思います。
noteで発信を開始し、
インタビューを続け、
オプチャを立ち上げ、
社内外のSNSで発信し、
会を立ち上げ、
被害事例を発信し、
国や行政に意見提起し、
専門紙やイベントで報告し、
様々な取材に応じ、他の被害者を紹介し、
研究者・弁護士・国会議員など様々な方とお会いし、
普段会うような人にも躊躇いつつもこんな活動をしていると勇気を持って伝え、
顔出しでの発信に挑戦し、
自助グループのようなものを開催してきました。
できたことに目を向けると色々あります。でも2年たって、方々に発信を続けてもなお、マルチ会員の親族被害に対する課題解決の面では、まだスタート地点にいる程度だと感じています。被害はやっぱり知られていない。被害の声は見えるところにはまだまだ上がっていない。届くべきところに届いていない。活動をすればするほど、自身ではできないことの多さ、問題の広さや根深さ・難しさを実感する日々でした。
なお、本来併せて解決したかった自分の親の問題に対してはなかなか進展は見込めていません。ある一定の見極めを行っている状況です。
私は、
何より自分が大切にしたい自身の家族、マルチ商法をきっかけに迷惑をかけてきた家族には、負担をかけないようにしたい。私自身が自分のやりたいことに素直になって、家族含めて幸せになりたい。
一方で苦しんでいる人がいるのは事実なので、本活動自体を少しずつで良いので継続したい。
ただしマルチに特化した定期的な発信は結構大変です。会員の奇行などは正直あまり発信する気になれません。それよりも親族の苦しみのようなものを発信したい。ですが、インタビューを続けて発信するというのは、私の能動的な行動が現状必要です。なかなか力がいります。
でも誰かの役には立ちたい。そのためにも一定ダイナミックな活動も必要です。声を吸い上げることも重要です。
そんな風にずっと自問自答を続けています。
沢山やってきたように書いていますが、活動が停滞しそうになったとき、常に誰かが「こんなことやってみませんか」と声を掛けてくれました。そのおかげで何とか活動を続けられています。どれも一人では思いつかなかったり、できないことばかりです。
いつも協力してくださるみなさま、気にかけてくださるみなさま。本当にありがとうございます。
先日開催したオンライン語ろう会にも、苦しんでいる人以上にこれまで協力いただいた方がたくさん参加されて、本当にビックリしました。
ありがとうございます。
心の底からやっててよかったと思えるとき
人の役に立ちたい。と冒頭書きました。
この活動を続けられているのは、ひとえに誰かの役に立てていると強く実感するタイミングが稀にあるためです。こんな活動でも役に立ててるんだと思えたとき、いつも嬉しくて涙が出ます。やってきてよかった、と心から思えます。
noteを綴り始めたのは最近のことですので、ちゃんと残しておかないとと思い、特に嬉しかったメッセージを改めて残しておきます(一部を除き原文ママ)。