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書くと見えるかくれた本音
初めて書きはじめたのは
自分について無知な頃。
子どもの思春期がきっかけ、
ヒントは子どもが自分を生きはじめた時期。
わたしは毎日毎日 自分と向き合った
その蓄積は裏切らない。
わたしは自分を愛する方法を
知らなさすぎた。
人を愛するためだけに生まれてきたのだと
信じていた。
でも 自分をおろそかにすると、
何が起きるかというと
自信を持てない。
それだけでは済まず、
大半の目標を頓挫させる。
満たされないまま、何かが足らない感覚。
ところが自分の正直な気持ち、本音、素直な気持ちにちゃんとベクトルを向けていれば、
すでに「ある」ことや、すでに持っていることに気づけるようになってくる。
わたしは ある日をきっかけに
自分を愛してあげたいと
思うようになる。
自分をちゃんと愛している人に共通している
のは自分にできることにしか集中していない。
ましてや努力し続けてもできないことに関しては、時間を費やしていない。
これに気づいてからは
手持ちのカードを使って
人生のステージへのステップアップを目指すようにした。
そんなことを教わったわけではないけど、
なんとなくそう感じた
本当のところは、どんなことなのかは全く分からなかった。
それでも自ら「愛せる」ようなことを、
手探りでやってみた。
続けた。
最初は文句ばかり言ってくる自分の話しを
ただうんうんと聞いて
ときには「大変だったね」って
合いの手も入れながら根気よく対話し
続けた。
対話を細やかに聞き入ってくれる親しい友達みたいに。
そして次はだんだん出てくる、小さな欲求や大きな願望、「やってみたい」を次々に実現するために小さな挑戦を重ねた。
どんどんやってみた。
次々に失敗しては、次にやりたいことをやってみた。
その辺りから、内側からの文句が少なくなってきた。
しずかになったのだ。
思いを遂げると不思議に本当に静かになる。
わたしはその瞬間がとても好き。
思考は勝手に動かず、静けさに満ちた内面。
この瞬間の蓄積は、とてつもなく大きいのだと知った。
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