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RPGツクールで最初に作ったゲームは大抵クソゲー

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だれでも簡単にゲームを作る事ができるRPGツクール。私はプレステ時代に3と4をよくやってました。
久々にソフトを見つけて、メモリカードの中にデータも残っていたので、プレイしてみたのですが……。

なんか敵があほみたいなダメージを出してくるし、ルートを間違えるとすぐに死にます。まごう事なきクソゲー。
しかし、当時はたぶんこれが面白いと思って作っていたんですよね……。

笑い話のようですが、ゲーム制作において実はこれはよく起こる事です。ゲーム開発者はそのゲームの最適解を知っているので「これくらいでちょうどいいかな~」と思った調整が「難しい」になっている事がよくあります。

プレイヤー視点で見ると、最初はシステムを理解しきれないし、対策も手探りになります。制作者は当然攻略の答えを用意してはいますが、それに気づいてもらわなければ意味がありません。

例えば洞窟の門を開けるためには、街に居る特定のNPCに話しかけ、いくつかの手順を踏むことで鍵を手に入れるというイベントを作ったとします。
制作者からすればどのNPCに話しかければいいか分かるし、その手順も分かっているので、すいすい攻略できるでしょう。

しかしプレイヤーにその知識はないので、手当たり次第にNPCに話しかけ、手にいれたヒントを頼りに、決められた場所を探し宝箱を開けなければなりません。制作者が思った以上に時間が掛かり、何より面倒なイベントになっているんです。

制作者側が「簡単かな~」って思うくらいの調整が、プレイヤーにとっては「ちょうどいい難易度」だったりします。
これに気付けるのは、実際にゲームを作って誰かに遊んでもらってから……という事が多いです。ゲームの調整って本当に難しいんですよね。

youtubeにゲームクリエイターである桜井政博さんの『桜井政博のゲーム作るには』というチャンネルがありますが、そう言った事を無料で教えてくれる素晴らしい教材です。これを無料で教えてくれるのか……と毎回感動します。内容は当たり前の事のように思えますが、これをゲームに落とし込むのが本当に難しいんですよね。

私はゲーム性の高いゲームはあまり作りませんが、いつか作る時は気を付けていこうと思う次第です。
それでは本日も素敵な出来事をありがとうございました!! ここまで読んでくださり感謝です!! 明日も素敵な一日になります!!

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