あと数時間したら、2023年が終わる。 皆さんは2023年を過ごしたのだろうか。 好きな人と結ばれた2023年。 仕事が上手く行った2023年。 結局HUNTER×HUNTERが再開しなかった2023年 僕の2023年は「正義感が失われかけた2023年」。仕事でも日常生活でも、人に親切にされるだけで、人に親切できていない。 自分の中に正義感はまだあるのか? 正義感の輪郭がザラザラと崩れている感覚のある年だった。 一昨日までは。 なんと一昨日、正義感を取り戻すビッグチャ
最近嬉しくも悲しくもない、ただ焦ってばかりの生活が続いている。 でも実際は、そんな生活の中にも嬉しいことも悲しいこともあったはずだ。単純にそれらを認識しないまま通り過ぎてしまっているだけなのだと思う。 なれるなら認識上手になりたい。 認識下手な僕は思い出が少ない。その場その場でただ"思って"いるだけで、思い出にまで昇華できていないのだろう。 書いたり喋ったりと「いっちょ認識してやるぞ」と肩を回しておかなければ、嬉しい思いも悲しい思いもすんなり忘れていってしまう。 なんて哀れ
最近会社で過ごす一日が早い。 楽しくて、やりがいがあって、いつの間にか一日が終わっちゃうんですよね!キラりン!! このような、必死に青春を取り戻そうとしてのチープな感想ではない。 本当に、ただただ、一日が早いのだ。 ちょっとしたメールを打っただけで、20分近く経っていたりする。 タイムマシンのごたる。 これだけ時間感覚とズレると、ちゃんと目的の時間にメールを送れているのか不安になる。未来の上司から返信があったらどうしようか。 「お世話になっております。過去から失礼致します
長きに渡るリモートワーク生活で、早くなったことが2つある。 1つは就寝時間だ。学生の時では考えられなかったほど健康的。規則正しい生活によって、健全な人生を謳歌できている。 もう1つが、トイレをする前のパンツを下ろすタイミングだ。 これが早い。早すぎる。 『いまこの早さがすごい!2022』の受賞候補筆頭だ。なんと、トイレの扉の数歩前で下ろしてしまう。 今まで何かが早くなって苦労を感じたことがなかった。基本的に全てプラス要素だったからだ。 しかし、パンツを下ろすタイミング
僕は数ヶ月前からずっとチャンピオンベルトを巻いている。チャンピオンであり続けるための努力はしていない。 何の努力もしていないのに防衛戦に勝ち続けるなんて、ボクサーなら誰でも描く夢だ。それを叶えているなんて凄すぎる。 と、思えたらなんと幸せだろう。 僕の場合、なんの努力もしていないから、チャンピオンベルトを巻き続けているのだ。夢ならさっさと覚めて欲しい。 背中から脇腹にかけてポヨリと、おヘソ周りにボテッと。長く続く自粛生活で蓄え続けた脂肪は、まるでチャンピオンベルトのよう
僕は、人に好意を向けるもの向けられるのも苦手だ。 嫌いではない。むしろ、僕は人間が全員大好きだし、好かれるのだなんて涙が出るほど嬉しい。 しかし、どちらも苦手なのだ。 「好きな子に話しかけたいけど、嫌われたくないから話しかけられない」という、あの甘酸っぱい状況が、僕の場合は人類全てに適応されてしまう。 青春の一時だけ味わうからこそ素晴らしいのに、僕のは明らかな過剰摂取だ。舌がヒリヒリする。 この対策として「人類みな自分のことはどうでもいい存在だと思っている」と信じ込むよう
我が家には洗面台が2つある。 そのうちの1つは、2年前からずっと、水捌けが悪い。歯磨きをし終え、10分後に再び洗面台へ行くと、まだ泡が浮きっぱなし、なんてことがザラにある。 しかし、2年間、そのことに関して、家族は誰も文句を言わないし、直そうともしない。もう片方の洗面台を使えばいいから、という単純な理由ではないと最近気付いた。 2年前、我が家の愛犬が亡くなった。名前をコタロウとしておく。 僕が小学校に上がると同時に、赤ん坊だったコタロウを飼い始めて15年間。半生以上、ず
快適な人生を過ごすためには、ビクッとする回数を減らす必要があると思う。 何かを発見したり、知った時のような新鮮な驚きなら、人生の彩りのためにいくらでも味わいたい。ただし、無駄な驚き、つまり「ビクッ」は百害あって一利なしだ。 驚かなくてもいいことで、驚かされているなんて凄く損した気持ちになるではないか。 このように、ビクッを避けたい僕ではあるが、ビビりなため、多分普通の人よりもビクッとする回数が多い。 特に、何かにハマっている時期に回数が増える。 なぜ、何かにハマっている時
「「贅沢がしたい」」 ステイホームのストレスで、こんなにも漠然とした、あまりにも人間らし過ぎる欲望が剥き出しになる。 あのゲームが欲しい!や、このアイドルと会いたい!ではない。 漠然と「贅沢がしたい」のだ。 こうなると、僕の中の「贅沢」とは何かを考えなければならない。「贅沢」するのも一苦労とは知らなんだ。 大変だが、何とか土日の間に一度は「贅沢」をしておきたい。 辞書を引いてみると「贅沢」とは ーー必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまない
ここ数日の雨の降り様はなんなのだろう。 もうすぐ日付も変わるというのに、力強い雨音が屋根の上で鳴り続けている。布団を被っても聞こえてくる程のやかましさだ。 別に、降るなとは言わない。降るならば、僕が寝てから好きなだけ降って欲しい。 朝からずっとこの調子なのだから、流石に滅入ってしまう。ただでさえ外出しづらいこのご時世。雨まで降ると完全に詰まされてしまう。 この土日、また一度も外に出られなかった。体が疲れていないからか、なかなか寝付けない。 こんな夜はいつも、おかしな方
僕はバスが好きだ。 電車より狭く、乗客との一体感を感じる。 時期が時期だからか、誰も喋らない。 朝の日差しの中、近付くバス停のアナウンスだけが社内に響く。 あの凪のような雰囲気がたまらない。 いつものバスに乗ると、もう何度も見たことのあるサラリーマンや老人と顔を合わせることになる。 「おはようございます!今日も素敵な空間をありがとうございます!!」 朝から知った顔を見ると挨拶したくなるけど、もちろん声には出さない、恥ずかしい。心の中で済ませる。 静かすぎて心の声でも聞こえて
以前電車に乗っていたときのこと。 僕が乗車した次の駅で、3人の家族が乗車してきた。 奥さんが赤ん坊を抱っこし、夫がその子をあやしている。僕の対面の席に2人で並んで座る。 微笑ましすぎやしないか?「幸せ」を辞書で引いたらこの図が記載されていること間違いなしだ。 しばらく観察していると、夫の凄さが目につく。 あやしが絶え間ないのだ。 乗車しながらもあやしていたところを加味すると10分以上あやし続けていることになる。 さらに、ワンパターン戦法ではなく、多種多様なあやし方をして
家に置いたままの携帯電話。 開催時刻の決まったゲリラライブ。 すぐに寝つける方法を検索し続ける夜。 世の中には多くの矛盾が転がっている。 カップ焼きそばもその一つといえる。 焼かない焼きそば。 カップ焼きそばのガラを剥いてから食すまでの間、僕は焼く工程を踏んだことがない。 3分間で出来上がる矛盾だなんて、ただのカップ焼きそばから、なんともミステリアスな香りが立ち込めているではないか。 いいパンチラインを出した気になりながら、今日もファミリーマートで一平ちゃんを買う。
うだるような暑さの中、友人と喫茶店へ逃げ込む。別々の味のパフェを注文する。 追加注文する気もないくせにメニューを眺め、会話を並べる。 話題は「最高のコンビ」は何か。 あなたは「最高のコンビ」と聞いたら何を思い浮かべるだろうか。 きっと今あなたが想像したコンビは、どれも本当に素敵で、最高のコンビなのだろう。 そんな中、もし、その最高のコンビと肩を並べていると痛い勘違いをしている、最高のコンビ" ぶっている "二人組が居たら、複雑な気持ちにならないだろうか? 僕は日頃から、
「次の検診までにしっかり磨いてきてください」 また、歯医者に注意されてしまった。 毎日2回ずつ歯磨きをしているのにも関わらず汚れているなら、1日3回、4回と回数を増やさなければならないのだろうか。 天井知らずに回数が増加し、歯を磨くためだけに寝起きする屍のような人生を想像しゾッとする。 歯医者からの帰り道。 気を落としていても、生活必需品を仕入れるためスーパーへの寄り道は欠かせない。入店すると、あっという間にカゴの底が見えなくなる。 トイレットペーパー、サランラップ、各種
ピンクのイチゴ味のチョコとミルクチョコの組み合わせが可愛らしく、とても美味しいアポロ。 僕は週に1回、1箱食べる習慣がついている。 冷凍してポリポリの状態で半分食べ、常温に近付いてからもう半分を食べるのがマイブーム。あなたも是非一度は冷凍アポロを試してみて欲しいと思う。 そんなアポロの中に稀に入っている、星形のアポロ「ラッキーアポロ」なるものの存在をご存知だろうか。 普通に食べても美味しくて幸せなのに、抽選の興奮まで味わえる。アポロは色んな意味で2色のお菓子なのだ。 こ