地方公共交通機関の件。
日本国内各地方鉄道の廃線以降(がんばっている会社もありますが)、その代替公共交通機関と致しまして、路線バスが導入されていますが、朝夕のピークを過ぎますと、ほとんど、乗客が乗っていない場合が多いです。とは申せ、地方における唯一無二の公共交通機関です。廃止するわけにも参りません。
各地方自治体から、補助金は出ておりますが、何時までもこの状態で良いのかとなりますと、良い訳がありません。できれば、形が残るものに予算は使いたいところです。経常的な、いわゆる消えものにお金を使うのは良くないです。少なくとも投資対象ではない。
民間路線バス会社が、幹線の運行はしますが、枝線の運行は、各地方自治体に任せますといったパターンもございます。首都圏近郊の基礎自治体でも、市内に関しましては、市で路線バスを運行しているところもあります。各基礎自治体を結ぶ、幹線につきましては、引き続き、民間路線バス会社が担当する。そんな状況です。しかしながら、市運営の市内路線バスも経営状態はよろしく無いと聞いております。全てではないでしょうが。
自分で車を運転できる人は、問題無いでしょうが、いずれ、加齢による、免許返上の日が来ます。毎日、高齢者運転の車での交通事故ニュースが配信されていますですね。でも、地方であればあるほど、自家用車は生活必需品です。ダイヤが決まっている路線バスはやはり不便だと。行きたい時間に外出、用事を済ませたいと。ではどうするか。以下、私の考えです。
①完全自動運転、つまりレベル5の自家用車をこの5年以内に、日本国内に一挙に導入させます。この分野の調査研究、環境整備、実車開発導入に、とにかく金を使うことです。
②オンデマンドバスの調査研究の続行。その時々の需要に応じて、路線を臨機応変に変更、利用者を拾っていき、目的地まで送ります。
③各路線バスに使用する人工燃料の研究開発、導入。既に植物油の廃油を加工したバイオ燃料は、各所で導入済みではございますが、一頃の様な勢いが無いです。この点、各地域で発生する廃棄物(生活ゴミも含みます)から、人工燃料が生成され、リッターあたり、50円程度の需要家向け売り渡し価格になれば、路線バス運営に関する各自治体からの補助金は要らなくなるのではないでしょうか。
以上3点、大至急に進めることです。そして、これらの製品、産品、システムが、我が国日本の主要な輸出品目になる日も近いことでしょう。
今回は、以上でございます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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