Music 〜趣味の分析:音楽とは?〜
音楽とは何か?
前回のノートのスポーツとは何か?と同様に考えよう。
音楽とは聴覚を使うものだ。
聴覚を使うもの ⊃ 音楽 だ。
聴覚を使う趣味の中に音楽でないものはあるかもしれないが、
音楽の中に聴覚を使わないものがあるだろうか?
私は無いと思う。
骨伝導や音圧で楽しむ音楽もあると思うが、五感の中のどれで愉しんでいるかというと、恐らく聴覚が一番近くであろうからだ。
逆に聴覚を使う趣味であって、音楽とは呼べないものはあるだろうか?
ここでおなじみのオンライン広辞苑の登場だ。引用させて頂く。
「
おん‐がく【音楽】
①音による芸術。拍子ひょうし・節ふし・音色ねいろ・和声などに基づき種々の形式に曲を組み立て、奏すること。器楽と声楽とがある。楽。ミュージック。日本往生極楽記「―空に遍く、香気室に満てり」
ミュージック【music】
音楽。
」
つまり、音によるものの中でもおよそ芸術とは言えないものが音楽では無いということだろうか。
では芸術とは?オンライン広辞苑よりまた引用すると、
「
げい‐じゅつ【芸術】
②(art)一定の材料・技術・身体などを駆使して、観賞的価値を創出する人間の活動およびその所産。絵画・彫刻・工芸・建築・詩・音楽・舞踊などの総称。特に絵画・彫刻など視覚にまつわるもののみを指す場合もある。
」
なるほど、すると雨の音であろうが、風の音であろうが、それを趣味にする人からすると、芸術であり、音楽と言えるのではないか。
つまり、
音楽とは聴覚を使った趣味の全て
音楽 = 聴覚を使った趣味
この結論に至る
ダンスも音に乗せて踊れば、音楽の範囲内であるし、
拍手も音に乗せて叩けば、手拍子として音楽の薬味になる。
この結論は、趣味の分析の中でも大きな一歩になったと言えよう。
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