24歳 女性 職業：ゴクリンのかいぬし
皆様、はじめまして。
ゴクリンのごくちゃん(https://x.com/gokurin1225)の「かいぬし」こと、ゆうきくんと申します。
ごくちゃんのフォロワーの皆様には変わらず「かいぬし」と呼んでいただけると嬉しいです。
かいぬし と であい
ごくちゃんとは6年前のクリスマスに出会いました。
大学生時代のかいぬしはその前の年、7年前にサンタさんからスルメを枕元に置かれました。
呆気にとられながらも良いスルメだったので嬉しかったのを覚えています。
その翌年である6年前、スルメを期待して起きた12月25日。
なんだかプレゼントの袋が膨らんでいるのです。
恐る恐る開けてみると、スルメと、
それをつまみ食いしているゴクリンがいました。
「あ、ども」
そう聞こえた気がしました。それ、私のスルメなんですが、というと「あ、では、いただきます」と聞こえた気もしました。おとなしくもぐもぐしているのでとりあえずひっ捕らえておきました。
かくしてスルメつまみ食い犯は私のポケモンとなったのです。
かいぬし と びょうき
さて、私かいぬしの話をさせてください。
もしかするとお気づきかもしれません。手芸や色違い厳選など、ごくちゃんに使える時間がやたら多いことを。
実はかいぬし無職なんです。今は千葉県某市で恋人と暮らしています。
昨年の7月末に新卒で1年ほど勤めていた大阪の会社を退職しました。その前の年の12月には休職に入ったので労働していたのは8ヶ月でした。
理由は「双極性障害」という病気の発症・悪化です。
この病気は一昔前は「躁鬱病」と呼ばれていたものです。気分の浮き沈みが酷く、激しくなる病気です。私はどちらかというと抑うつ症状がよく出ました。
悪化する中だんだんと動けなくなり、当日欠勤などもしていたのですが、ある朝、大阪メトロ御堂筋線で通勤している時に、ひゅっ、と、うまく息ができなくなりました。
ほどなくして仕事を長期的に休むことになりました。
かいぬし ごはん たべよう
病気が悪化していた頃はご飯を用意して食べるのがしんどくなっていました。何をするにも気力なんてありませんでした。一日中布団から動けない日もありました。
そんな時に、
「かいぬしー？はらへりー！ごはんごはんー！ ごはんたべるぞー！」
そう聞こえた気がしました。
ごくちゃんがひもじいのは嫌だ、一緒に何か食べなきゃ、と思えました。いちばん酷い時は菓子パンとかでしたけど、なんとかそうやって食べて、寝て、を繰り返すうちに少しずつ良くなってきました。
今思うと、この子は命の恩人かもしれません。
ポケモンの世界にも拒食症のニンゲンに大食らいなポケモンと暮らさせるポケセラピーなんてものがあったら素敵だな、と思っています。
かいぬし の こころ の ささえ
かいぬし、現在はかなり快方に向かっております。
ご飯は食べすぎるほど食べ、ゆっくり眠り、趣味であるコスプレや、手芸・造形も満足に活動できています。
障害者手帳も取得済み(等級２級)であり、再就職に向けハローワークに通っています。失業保険を受給中です。
ごくちゃんは、と言いますとハロワに着いてきては帰りに駅前のサイゼリヤで昼ごはんを食べることを楽しみにしています。かわいいね。
ただ、今も精神的に不安定であるのには変わりなく、抑うつ症状も出ますし躁転(テンションが上がりすぎて衝動が抑えられない状態)もします。
外出時にはごくちゃんにしょっちゅう着いてきてもらっています。とても支えになっています。
「支えになっている」という話ですと、
ごくちゃんのアカウントは9月10月に作ってあげたのですが、そのアカウントを私のコスプレ用のアカウントから確認し酷く安心したのを覚えています。
ごくちゃんは生きているんだなぁ、と。
ごくちゃんは生きているし、他のポケモンやニンゲンと交流しているし、なによりみんなから可愛がられている。
6年間大事にしてきたトモダチがたくさんの方にも認められてすごくほっとしました。
今ではこのアカウント自体も私の支えです。
こんな不安定な「かいぬし」ですが、ごくちゃんをたくさん着飾ってあげて、ごくちゃんにたくさんの景色を見せて、ごくちゃんとたくさんのごはんを一緒に楽しみたいと思っています。
一緒にゴクリン界、いや、ポケモン界のトップアイドルを目指そう、ごくちゃん。
さいごに
最後になりますが、
フォロワー様、ポケモンのオトモダチの皆様、いつも本当にお世話になっています。前述の通り、皆様がいたからこそ私はこの子のアカウントを作ってあげてよかったと、心から思っています。
まだまだ未熟なトレーナー兼コーディネーターではありますが、これからも私の愛する相棒と仲良くしてください。
よろしくお願いします。
長文かつ乱文でしたがここまで読んでくださりありがとうございました！
いつかまた！
