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夢から覚めても夢にうなされるの巻
今朝は午前3時に目が覚めてそのまま夜が明けるまで眠れなかった。目覚める前に夢を見た。というよりその夢に興奮して目が覚めたというべきか。それが夢だとわかったあとも興奮はしばらくつづいた。さらになぜあんな夢を見たのか。そんなことを考えて目が冴えた。
家の庭木のすべてが根っこから切り倒されていた。なぜそんなことになったのか。理由はわからない。とにかくことごとく庭木という庭木のすべてが切り倒されていた。切り倒した男は目の前にいた。男に腹を立てるよりも切り倒されてもう元に戻らない庭木を眺めて僕は嘆き悲しみ、途方に暮れていた。そこで目が覚めた。
夢だとわかった後も興奮はしばらくの間つづいていた。息も荒かった。なぜあんな夢を見たんだ。庭一面の切り株が頭から離れない。もう元には戻らない。切り株ばかりになった庭木はもう元には戻らない。どうしてくれるんだ。僕は叫びたかった。いや実際に叫んだ。がぉー。
くり返しくり返し切り株のことだけが頭を巡っていた。あれは夢だったんだから庭木はちゃんとそのままだから落ち着け。そうとわかっていても切り株が頭から離れない。
変なものを見てしまった。でも見てしまったからにはもう見る前の僕には戻れない。見てしまったんだから。できることといえば見てしまったことを受け入れるしかない。
どうやって。どうやって僕はあの夢を、庭木をことごとく切り倒されてしまったあの夢を、受け入れればいいんだ。がぉー。
そんな答えはどこにもないぞ。あるはずないぞ。見てしまった夢を受け入れることなんてできない。そんなことは誰にもできない。
せめて忘れることぐらいしかできない。忘れる。そうだ忘れればいいんだ。
しかししかし忘れることができるくらいならこうして悩んでなんかいない。忘れられないから悩んでいるんだ。くそー。罪な夢だ。誰かを責めたいが夢を見たのは自分だから誰も責めることはできない。自分を責めるか。くそー。
どうしてあんな夢を見たんだ。よりによってあんな夢を。こうしていろいろ書いてるけど、もう何が何だかわからなくなってきた。
一旦、落ち着こう。
夜明け前。僕は悪い夢を見て興奮して目が覚めた。そして夜が明けるまで興奮したまま眠れなかった。あんなことははじめてだった。夢から覚めても夢にうなされるなんてどうなってるんだ。そんなことを書きたかったんだ。
なにひとつ解決した感じはないしそれにそもそも解決しなければならないことがあったのかどうかすらわからないけどでもまぁ書くことで何かが少しだけ進んだような気がする。どうかな。 1068文字