_髙井_寝屋川市資料バージョン2-1

【講義ネタ】研修の意義を伝えるときに使う動画

今日は研修の最初によく使う動画について。

この人、「面白そう」と思ってもらわないと話を聞いてくれない

講義の最初は「受講生との信頼関係づくりが大事」なので、

私は手短になぜ、研修を受けるのか?ということを最初にお話をします。

その時に非常に助かる動画がバスケットボールのパスを数える動画。
ネタバレ防止のため、開始から40秒ほどで止めて使うか、「バスケットボール数え ゴリラ」などで検索すると類似の動画が出てくるので、その中から選ばれると良いと思います。
 
話を戻しまして、

口頭だけではついていけない人が出てくるので、次のスライドを使います。

アイスブレークやワークは何をしてもらいたいかを明確にする必要がありますので、パワーポイントのスライドで共通事項を確認します。

それから次の動画を見てもらいます。

見てもらった後も大事です。

たった一言ですが、テロップ的に出すと、「えー!」とリアクションが聞こえてくる場合もあるので、すかさず、「じゃあ、隣の人と何回だったか自分の答えを言い合ってください」と伝えます。

これは、隣の人との空気を和ませることも兼ねています。

変化したことを伝えていく。

その後、次のスライドを出します。

「パスの合計は16回でしたが・・・」と次の文章はアニメーションで順番に出していきます。

ゴリラの着ぐるみが登場したことに気づいている方が結構いますので、「あれ!!皆さん、ちゃんと集中してパス数えてましたか!?」などと言って場を和ませます。

その後、もう一度動画を見てもらいます。

それから次のスライドへ。

他に変化をしていたことに気づいた人に手を挙げてもらい、答えてもらいます。

スライドにある①②の答えは、アニメーション機能を使って後から出します。

それからまたまた動画を見てもらいます。

この時、「おぉ!!」「本当だ!!」などの声が出れば、次のスライドが活きてくるかと思います。


自分たちが同じ空間で同じものを見ても、「見えているものが違う」ことを実感してもらいます。

研修とは見えなかった別の視点を得るものだと思っていますという落とし方をすると、「これから研修で今までにない視点が得られるかも」と感じてもらえると思います。


これらの前振りがあって、今日のゴールを伝えます。

上記は先日の研修のゴールですので、やるテーマによって変化させます。

我々、福祉関係者が多職種連携の必要性を感じてもらう時は、

「抜け漏れを防ぐため、実は色んな視点からアイデアを出すことって大事ですよね。見えているものが違うので議論が噛み合わないこともありますよね。」と上記の動画を別の落としどころに持っていることもできます。

皆さまが研修を組み立てる際の参考になれば、幸いです。

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福祉教育者 テリー
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