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研修で批判的にな空気は作りたくない

社会福祉士会に入って間もない頃、基礎研修という初歩的な研修会を受講しました。
 
今みたいに認定社会福祉士制度がない頃だったので、3年課程でもなく、1日だけの研修で「修了」という感じ。
 
それはそれで助かった。
 
でも、一人の受講者からの関わりで嫌な思い出になっています。
 

ある事例について、6人くらいのグループで話し合う時間があったのですが、グループの中の一人が極度の地域包括支援センター嫌いのケアマネさんだったのです。

「へぇ包括さん、それで良いの?」
「いや、包括だったらもっと関わるのが筋じゃない?」

 
みたいに意見を腐すか潰すようなコメントもあれば、
 
「予防支援契約の時、うちの包括は契約に同行しないんですけど、それでいいのかな?」
 
など、初対面で職場地域も違う人から「包括ってなんでそうなの?」と言われ続ける1日になりました。
 
途中で頭からお茶かけてやろうかと思うくらいイライラしたのですが、とりあえず終わったので、逃げるように帰宅。
 
クタクタでした。入職して2か月くらいの包括職員捕まえて愚痴ばかり溢されてもね・・・。
 
1年後だったら全然違う返しができたと思います(笑)。
あれ以来、そのケアマネさん見かけません。
 

上記のケアマネさんのように、
こういう自分の経験を一般化して「語る」ことは往々にして起きるものですが、研修時間内外含めて不満を出されると研修効果にも影響が出てきます。
 

この経験をしてから、私が講師をする時は、
「みなさん、仲良くいきましょうね。私が基礎研修を受講していた時はですね~」
と経験をネタにして、検討してほしいテーマからの脱線、自分と違う意見も一旦受け止めてもらうように伝えるようにしています。
 
 
後ろ向きになるような研修にならないよう、これからも明るく、楽しくをモットーに進行していきます。
 
本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました☆


【補足】
ちなみに私が働いてた地域でも介護予防支援契約は、初回に包括が訪問相談対応した場合に限り、「顔合わせの繋ぎ」という形でケアマネさんと同行訪問してましたが、ケアマネさんから入った新規の予防ケース場合は同行してませんでした(契約書の対応をお願いし、後日予防プランとともに包括へ持ってきてもらう)。

 
読めばわかる重要事項説明書と契約書ですし、ケアマネさんからも「来られると遠慮する」と言われていましたし(これXで怒ってる人いたのであまり書かない方が良いかもですが)。

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