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【講義ネタ】褒めまくるワーク

久し振りに講義ネタです。
 
演習授業の中盤に行うことが多いです。
 
最近、「1分間で~する」的な格闘技も流行っていますから、
「1分間褒める」というワークをします。
 
5,6人のグループに分かれ、じゃんけん等で順番を決める。
 
何の順番かというと、褒められる人です。
 
あとは、1分間他のメンバーで寄って集って一人を褒めまくります!!
1分経ったら、次の人を一斉に褒めます。これを繰り返す。
 
これだけなんですが、1分間褒め続けるのは難しい。
褒める語彙力がないんですね。
 
グループで実施するのは皆の言い回しを参考にしてもらいたいという意図があります。
 
とはいえ、そんなに思いつきませんので、困ると外見を褒めることに走っていきます。
 
落としどころとしては、
・褒めるにも視点が必要。外見を褒めるのは、自分の立場(権威性、性別、外見)などを自覚しておかないと、ハラスメントにも繋がってしまう。

・お勧めは道具。身に着けているもの、買ったものを褒めると、「それを選んだセンス」を肯定することになるので、受け入れられやすい。


・児童分野などでは描写的に褒めることも大事。
ただ「ありがとう」とか「すごい」ではなくて、
「一緒に片づけてくれて、ありがとう!」
「こんなに綺麗に掃除ができるなんて、すごいね!」
みたいに、前の文脈を入れて具体的に褒めるのが大事。

という感じです。
褒めるところを探すというのは、クライエントの強味を見つける視点にも繋がると思いますので、是非やってみてください。
 
本日は以上です。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました☆
 

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福祉教育者 テリー
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